人間の行動の元は『恐れ』と『愛』しかない。

先日、倫理法人会の大先輩・

塩川さんからとっても素敵なことをお伺いしました!

塩川さんのお話しは、まだ2回目ですが、

塩川さんならではのご自身の経験と深い学びをベースとした、

論理的でシンプル且つ的確なお話しは、憧れであり尊敬っ(^O^)!

お話しのタイトルは

「人間は何故『明朗(明るく朗らか)』になれないのか?」でした。

明朗=天性(人間が元々持って生まれたもので、

赤ちゃんは明朗そのもの!)な訳ですか、

その成長の過程で、明朗を曇らせてゆく…

周りの目を気にする。周りによく見せる(偽る)、

感情(自分の考えや願望)を表に出せない等がその要因。

とりわけ曇らせている要因は、

「まだ起こってもいない先のことを心配する」という恐怖心。

先のことは心配しない。

『今(足元の出来事)』に一所懸命打ち込む・対処する…

私念雑念を綺麗さっぱり捨てることが出来ると、

大人の私たちが明朗を取り戻せるとのことでした。

また、人間の行動の元は『恐れ』と『愛』しかない

とおっしゃられていました。

これには目からウロコ&大いに納得っ☆☆☆☆☆

右図は、その恐れと愛の発心によって、

人間がどうなって行くのかを

それぞれ表した図です(クリックすると拡大します)。

まず恐怖(感)という「一次的感情」が心に芽生えると、

心配・不安・劣等感・さみしさ・悲しさという

マイナスの感情を抱きます。

次の段階として「怒り」という二次的感情が生まれます。

責め心・攻撃・不足不満・不機嫌・憎しみ・妬み・イライラ等です。

更に進むと、いよいよ「感情レベル」から「言動」という、

明らかに目に見える次元(事象・現象・出来事)となり、

様々な苦難…苦しみ・悩み・生活苦・病苦・事業苦などなど、

次から次へと襲って参ります。

そしてまたまた更に進むと、新たに増幅した恐れが、

その人間を襲い、更なる怒り・苦難がやって来る…という、

ドツボのスパイラルに陥ります…

ああ〜、私もよぅありますヮ〜(>0<)笑☆

次に、幸福感のスパイラルについてです。

前述の「心配する=信じられない」という状態から超剋し、

「愛する=信じる・信用する」という域・・・

愛・信をベースとした自尊心&自他共認めることが出来るようになると、

穏やか・朗らか・安心感が得られます。(喜びという一次的感情の芽生え)

次の段階として、報恩感謝の念、喜働(喜んで働く・生きる)、

愛和(愛と和を持って仲良くみんなと接したいと思うようになります。

(喜びの二次的感情&発心)

更にそれが進むと、心身の健康(ストレス・苦難からの開放)、

生活楽・事業繁栄が待っています

(幸福な出来事が戻って来て、自身の幸福を確信する)。

※ここで言う「幸福感」とは、自分自身が感じるものであり、

他者の視点で、あれこれ評価。判断する幸福の量ではありません。

この幸福感が更に磨き高まっていくと、

更なる愛・信に生きることが出来、そうして更なる幸福感を

手にすることが出来るとのことです。

後者の善いスパイラル(トライアングル)には

なかなか行けない事情(条件)もあろうかと思いますが、

生きている間、少しでも多くの時間を、

善い方のスパイラルに心身を置けるように

常に意識しておきたいですよねぇ〜(^^)♪