93歳 おばあちゃんと江戸小噺

敬老の日でしたが
どんな会話が ありましたでしょうか。

私達、江戸小噺笑い広げ鯛も 3か所の敬老会に
呼んでいただきました。

ある施設ボランティアの時に、
1番元気だったのが 93歳のおばあちゃんです。

長い人生の荒波も乗り越えて 今この時を楽しむ様子には 
私たちの方が元気をもらいます。

遠慮しないで 人目を気にしないで 自分が楽しみたくて 
ありのままに楽しむ声は、とっても元気ハツラツ!。
お声が爽やかで 大きいのです。
みんなの声とずれても へっちゃら。にたっと笑顔をこちらに向けて、
声を出し終わったあとは してやったりの表情。満足感が、毎回伝わります。

会場の中にいた方の中で、もしかしたら 1番楽しんでいらしたかも しれません。

江戸っ子は、その時代 まさにおばあちゃんのように 
小さいことに楽しさをいっぱい感じて 全身で楽しんでいたのではないかしら
・・そう感じます。
私が 広げたい笑いは まさにこれ!心から、今ここを 自由に 
ありのままに楽しむ気持ち。
それは みんなに伝わって、またそこから 楽しい会話も生まれます。

別の施設には、こんな女性がいました。
その方は、お一人ずつ声を出して 好きな一分線香小噺を言ってみませんか?と
マイクが 順番に周ってきた時、
眉間にしわを寄せて言いました。

「あら、私、そんな目立つのは嫌だわ。」と。心が抵抗しています。

でも 1つ話していただいて 会場からは 拍手喝采に!
そうしたら 今度はご自分から声をかけてきて

「私、もっとやりたいんですけど。」と。

楽しい会話、温かい拍手の中で 人の心はだんだん和み、安心が広がって
楽しめる時間になっていきます。

鯛メンバーは、いつも 心からの拍手を 1回1回 沢山沢山贈ります。
そこに居てくださること、声を出して共に楽しむこと 小さなことを喜び合う時間です。

写真は、デーサビス施設長さんが デザインをされた
手ぬぐい いただきました。
午が優しくて 素敵です。 

ご縁と感謝の中で〜