今日はまた爽やかな秋晴れの中、八千代グランドでルーキーリーグと練習試合を行うことになりました!会場担当になっていたので、準備が必要ですが今期はこの会場当番を結構たくさんさせてもらっているのもあって、みんなにとっては試合に行けば出来るのが当たり前の感覚から『迎え入れる側』としての責任みたいなものを経験出来て非常に良いと思っているし、回数を重ねながら最初は言われないと何もしない、出来ないみんながちょっとずつ道具を自ら使うようになり、コートの長さを覚え、自分達で必要なものがわかるようになってきているので非常にスムーズに出来るようになってきました。今日は生野メンバーが非常に早く来ていて、自分達で多くの準備をしてくれていました。そういう時は当然しんどいけど達成感みたいなものが出てくるし、最後に確認をしたけど『自分達がやった』という感覚はどんな場面でも持てるようにしてもらいたいですね!
今日は1年生がルーキーリーグの1試合を、2年生は練習試合を2試合やらせてもらう事になりました。新チームになって最初の試合という事で選手も楽しみにしていたようでした!
今日は朝は8時半の集合だったのですが、準備、コートの設営が完了したのは8時15分と集合時間よりも早かったのでその分、後に余裕が生まれてきました。特に1年生は自分達の試合に対しての準備(メンバー決めやアップ)がしっかりと出来た事でアップはこれまでのどの試合よりも中身のあるものとなっていました。お互いに声を出し合っているのがよく分かったし、やろうとしているのも伝わった。
ただ、そういった前向きな雰囲気になってくると反対に『やっていない子』が目立つ訳です・・・。そういった子が何も感じないのか?『別に俺一人ぐらい・・・』と思うから全員リーダー制なんて出来ないし、チームが目指す魅力あるチームには到底追いつかないのであくまでそこからの逆算の日々をすごしている事を自覚していかないといけないと思う。前向きな雰囲気になろうとしている中だからこそ各自が自覚をする時だと思います!
今日も一日、今中代表と新美コーチと一緒に現場で勉強させてもらいました!!
今日の久しぶりのルーキーリーグは西宮Bさんとでした!!
試合という場でどれだけ出来るか?という課題は試合をしないと分からないし、その経験をしていくのは大切な事なので目的が目の前の試合をうまくこなす事ではなく、もっと先にあるものと思えるようになってほしい。どうしても中学生に対して難しいと感じるのは目の前にこだわってしまうという事です。試合をしてしまうと目の前の試合を勝つ事に頭がいってしまい、起きた事に一喜一憂してしまう事がほとんどなのです。勝利すれば何でもOKみたいな考え方をとにかく変えなければなりません。反対に、敗戦をしたとしても何が自分達に残ったのか?何が生まれたのか?というものを残せたほうが有意義であるという事を考えるようになってほしい。
試合のほうは一つのこだわりを持ってやってくる相手に対して『いつも通り』にやってしまうみんな。試合展開は異質なものでしたが、みんなは何もないようにいつも通りにやってしまっていた事で、ものすごく窮屈そうな試合でした。得点も奪い、前半はリードをして折り返したにも関わらず中身はスッキリしない、という感じでした。
それでも前半の違和感を後半には改善しようと各自なりに働きかけをするようにはなってきて、後半のほうが自分達がやっている、という感覚になったようです。ただ、結果は後半に3失点してしまい2−4の敗戦となってしまったのです。良くなったのに、敗戦をした。そうなると今度は『どうして?何が良くなかった?どうすれば良くなる?』という事に目を向けていかなければならない。試合の後に各自に自分がリーダー制を含む『チーム内でやるべき事』がどれだけやれているのか?に対してほぼ全員がやれていなかったという答えになっていました。各自なりの各自がやりたい事が出来たようですが、チームとして周りの為に、という思いはどうもまだまだ足りないようですね。今後の課題としてはハッキリしたので楽しみはこれからですが!!
次は2年生の練習試合でした!!
2年生は立花さんと試合をしていただいたのですが、昔から知っている立花さんも個にこだわっておられて、そういう試合をしてくるのに対して1年生と同じように『自分達がどう対応していけるか?』が良い経験になったと思います。ポジションというものにこだわってしまうと関わりが薄れてしまうけど、単純に寄ってしまうだけでは狭くてそれこそ相手の思うツボになってしまうという形の中、有効な動きは何か?有効なプレーは何か?を考える力はどれぐらいあるのか???そこは観たい部分でした。
中で審判をしながら観た感じでは、守備の狙いをしっかりと作ろうとする働きかけは見えました。ただし、それが機能しているかどうか?となるとお互いに狙いがズレた時の修正の会話とか確認の会話が少ないな〜と思う。次々とプレーを重ねるよりも、もっとこだわってひとつのプレーを完成させていくほうが自分にとってもチームにとっても長い目で見れば有効だと思うのです。曖昧にしていく分、それだけ『魅力あるチーム』への時間が掛かるという事をもっと考えていけるといいですね!
一日を通してものすごい砂埃が舞う中での試合は、応援してくださった保護者の方々にも辛いものとなったように思います・・・。それでも子供達は大事な時間を一生懸命に過ごそうとしているので、どうか温かい目で見守ってほしいと思います。
最後は各自のリーダー制の役割について、みんなに気付いた事をお願いする時間で確認を図りました。今は、こうした時間に指導者が関与しているのですが、ここを出来るだけ省いていく事が自立へ向けての大切な時間になっていくのでタイミングを大事にしないとって思います。
何を?どのように?
という事を常日頃から選手が考える事で必要な事を必要なタイミングに言えるようになってくると思います。久しぶりの試合という場で、また何かを感じたり、発見した選手もたくさんいると思うので、また次は祝日の練習試合になりますが、みんなのがんばりや考えるきっかけが生まれる事を楽しみにしています!!