去る9月11日、「卒後の進路と実際〜ぽぽろスクエアの実践から〜」というタイトルで、講師に社浦宗隆さんをお招きし、障がい青年の学びの場が出来てきた経過や、ぽぽろスクエアに通う学生さんたちの様子、実践についてお話を伺いました。
NPOあとからゆっくりの会員さんを始め、親御さんの繋がりなどから20名を超える参加があり、今回のテーマの関心の高さがうかがえました。
私が、この松原市にある「ぽぽろスクエア」を訪れたのは、今年の5月でした。そこに通所される「障害」者のことを‘学生さん’と呼び、1,2年生のクラス編成で、各クラスには‘担任’がおられました。生活体験や調理実習、社会見学などを含む、月曜日から金曜日までの授業カリキュラムが組まれていて、20名近い20歳前後の「障害」者が通い、過ごされていました。
私たちは障がい児童というところに関わって来ましたが、その‘児童’が大人に向けての成長過程を経る中で、課題やニーズも変化し、関わる私たちは何をしていくのか、何をしていくべきか模索しています。その具体的な取り組みの一つとして今回のお話はとても惹きつけられるものがありました。
勉強会に参加された参加者からは、「こんな場所があるんだ!」というご意見から、「こんな場所があったらいいな」「こんな場所をつくりたいな」というご意見・ご感想をいただきました。
今回は会場に参加者がたくさんで、意見を深めることまでは難しかったので、今回とはまた別の場でも、意見交流していく場をつくれたらと思います。
おおつか