日 時 平成26年10月4日(土)
場 所 甲南大学
主 催 甲南学園
関西経済は最近内需にけん引されて穏やかな回復を示してい
るようですが、長期的には停滞していると言わざるを得ません。
関西経済は日本経済全体の16%(GDPベース)にすぎずまだ
まだ物足りません。
なお関西の人口は減少傾向にあり、これは避けられないこと
のようで、経済に必要な労働力も当然減ってきます。
また企業の本店も東京へ移転していきヒトもカネも東京に集中して、今後もこの状況は続くことでしょう。
このような中で、関西を元気にさせるにはどうしたら良いのでしょうか。
まず労働人口を高める必要がありますが、これにはアベノミクスではありませんが、女性の就業率を上げることでしょう。
そしてグローバル人材が活躍できる環境づくりを行い、企業間協力を推進することも重要である由。
そして成長産業を創出していかなければならないわけですが、その条件は①成長性が見込める、②市場規模が見込める、③独自ブランド・競争力の確保・・・とのことです。
具体的には、「ライフ」(医療・医薬・健康・介護・福祉等)、「グリーン」(環境・エネルギー等)、「クリエイティブ」(デザイン・観光等)などがけん引していく可能性があるとのことでした。