銅鐸絵画の世界観

日 時 平成26年10月15日(水)
場 所 大手前大学史学研究所
主 催 西宮郷土資料館他
 銅鐸は弥生時代に製造された青銅器です。
 その銅鐸は国内で6000足らず出土していますが、そのうち
絵画銅鐸は1割強である由。
 絵画銅鐸には、トンボ・イモリ・カメ・トリ・カエル・サカナ・クモ
フネ・シカ等の他、ヒトも描かれており、その構図はストーリー性
のある横型・ひと枠に全て描かれている縦型・4コママンガのような紙芝居型があるとのことです。

また銅鐸絵画の特徴は・・・・・
 ①人や動物の縮尺が必ずしも比例していない。
 ②人と動物が重ならないように描いている。
 ③生物の特徴をよくとらえている。 等々で、
農耕に関するものが特に多いのだそうです。
 そして図柄は、神話というよりはどちらかと言えば
集落の生活状態を中心とした村の内外をモチーフに
しているのではとのことでした。