今日は朝からたつの市の北村リバーパークのほうへ行き、交流の多いフォルテ新宮さんとの練習試合がありました!好天に恵まれて最高の環境の中、早朝から準備をして呼んでくださったフォルテさんにまずは挨拶をしてから一日のスタートとなりました!!

今日は自分と今中代表の二人で帯同して活動をしました!2年生の試合が2試合と1年生中心が2試合の4試合を行う事になっていて、こういう活動しやすい時期にはちょうど良い試合の数でした。天気は良すぎるぐらいだったので、選手にしたらかなり暑かったと思うけど、それでも良い環境である事は間違いなく、みんなで最初にミーティングをして今日一日の活動のテーマを決めていきました。

恒例になってきたミーティングだからこそ、自分と今中代表は遠巻きから眺めていると、『全く関わっていない子』が相変わらずいました。

決まりました!という事を待ってから『このテーマを実行するイメージはあるの?出来るの?』と聞くと『いや〜。。。』なんて曖昧な答えを言う選手が本当に多く、みんなでやっているミーティングの中で、意見もしないで聞くだけでありながら、しかもその意見も分かっていないという最悪の状態・・・。それを分からないままに、そのままにしようとしていた事がまずは問題だったし、分からない時に言わない事が問題でした。

こうしたミーティングに関わっていない子に限って『人としゃべれる、信頼される自分になりたい』という事を言います。その努力を出来る場が言えばこうしてほぼ毎回あるにも関わらず自分が関わろうとしない事に自分は観ていて疑問に思います・・・。

今日は特にまたキーパーの面々が意思もなく、意欲も、向上心もないままに『この場にいるだけ』になっていました。『自分から』『自主的』という言葉が全くないままに、ミーティングでは『輪にいるだけ』アップも『やっているだけ』になっていて『何をイメージしているの?どうなりたいの?』と聞けば『・・・・・・・』です。

要するに、何も考えないままにやっているという状況に『指示が出来ない』という答えが出たと思います。みんな揃って自分の課題を『声の大きさ』だと思っていますが、そうではありません。みんなの場合『何を言っていいか分からない』のであって、『何を言えばという事について考えない』からです。そういう物事の考え方が出来ないから、上辺だけの『声を出せません』という事で済まそうとするのです。

今日はほとんどの試合を観る事が出来ずに、意思を持たない選手との対話に時間を費やしていたのですが、その共通点は『自分に甘い』『自分を分かっていない』『自分の基準が低い』『自分ではやっているつもり』という事です。

一日を通して、みんなは何を獲得出来ましたか???

もちろん自分でやっているA戦のメンバーは試合の中でもお互いに厳しく言い合ったり要求したり、改善したりしながらやっていたし収穫はあると思う。B戦のメンバーも、良くなかった流れを自分達で変えようとあがいて変化させたメンバーも数名いました。

ところが、どう見ても『何も変化がないまま』の選手がいたし、そういう選手って目的は一体何なのだろうか?と思う。うまくいかないからって勝手に落ち込んで、自分の中で完結して帰ろうとする。原因すら考えずに、うまくいかなかったという結果だけを観て『次からは意識して変えます』みたいな軽い言葉を簡単に発する。

考えていない選手は言葉を簡単に出す。『次から全力でやります』と。

全力で、必死でがんばった事がないからこそ、こんな簡単に言えるんだろう・・・。

自分の基準が甘すぎるから、ちょっとがんばっただけで『自分は必死だ』と勘違いをする。必死になった事がないから、必死だと思っている。

人のがんばりは『伝わる』感性を持っているけど、自分のがんばりは伝わらない・・・。しかも伝わらない自分のがんばりでも『やっているつもりなんです』という考え方で止まってしまう。人に伝わってこそ、という事はチームみんなで決めているはずなのに、やっぱり自分の事に関しては甘すぎるという事。

今日はそれを認識した段階なだけで、分かったからって何も変わらない。

変えるのは『具体的な行動』だけ。それ以上も以下もない。

頭で分かっている、分かっているつもり、は分かっていないのと同じ。

体で表現出来てこそ、相手に、周りに伝わってこそ本物だと思え!甘えるな!

強く、うまくなりたいなら甘さと弱さを捨てろ!!