多摩地区の学童クラブで子どもの安全トレーニングをしました

このプログラムでは子どもの身の周りの
いやなことや怖いことがあった時どうやって
自分を守るかロールプレイで練習します

テーマは子ども同士のいじめやケンカの対応と
不審者からの被害の防ぎ方です

これまで実施したアンケートのおおよその割合ですが
Q友達からいやなことや怖いことをされたことがありますか?
という質問には
Aある
と答えたのは約3割でした

Q知らない人からいやなことや怖いことをされたことがありますか?
という質問には
Aある
と答えたのは約1割弱でした

ロールプレイでは子どもたちはよく考えて対応するので
見ている先生方も感心されることがあります


・いじめっこ役「もう今日から遊ばないよ!バーカ!あっち行け」
子ども「そんなこと言わないでみんなで遊んだほうが楽しいよ」

・いじめっこ役「私にもアイス買って来いよ」
子ども「お母さんが一生懸命働いたお金だからだめ」

・いじめっこ役「新しいゲームソフト持ってきてよ」
子ども「お母さんが外に持っていくと壊れるからダメって言うから」

・不審者役「郵便局はどこですか?一緒に連れてってくれる?」
子ども「お母さんが寄り道はダメっていうから行けません」

・不審者役「あっちにかわいい猫いるからおいでよ」
子ども「いや、猫アレルギーなんで」

子ども「あっちは行き止まりですよ」

・不審者役「カードあげるから家においで」
子ども「警察に通報しますよ」

これらはすべて子どものアドリブで
自分で考えた言葉です

こういうシュミレーションを体験することで
ロールプレイを見ている子どものほうにも
しっかりインプットできると思います

<コスモスは秋の花です>