これもまた『日常の風景』

自宅側の国道で信号待ちをしていると、

火ばさみと袋を持った小学校低学年の女の子が、

ランドセル背負いながら横断歩道の周りを

ゴミ拾いをしていました。

美しいその風景(神々しいお二人の姿)に・・・思わずピシャリ☆

私が小学校の時からもずっと登下校の時間帯、

この横断歩道には「交通指導員さん」が立っており、

子供たちの安全を守っておられます。

その指導員さんは、下校の時間帯に、

合間合間でゴミ拾いをされておられます。

そのおじさん、とっても徳の高い方のようで、

朝の登校時は近くの神社をお参りされてから、

交通指導員さんのお仕事をされておられるようです。

徳の高い方(魂のレベルが高い方)=有名人や高所得者とは限らないのです。

そんな殆どの方々は、私たちの日常生活の中で、

ひっそりと平々凡々に暮らしておられるのです。

その姿を日々見ている小学生の一人が、

そのおじさんの真似をし、おじさんの道具を借りて率先して、

ゴミ拾いをしていました。

おじさんはその子に「偉いな〜、ありがとうな〜!」って

めちゃくちゃ褒めておられました。

私はそんな姿を見て、何だか、うるうる感涙。。。

そして何故か、祖父母を思い出しました。

交通指導員さんのお仕事は、ゴミ拾いなんて入っていないのですが、

そのおじさんは率先してゴミ拾いをされておられます。

そしてそれを日々見ている女の子が、そのおじさん“想い”をキャッチし、

継承している訳です。

その子はきっと将来、この地域・日本を支える

徳の高い大人になるでしょう。

私は今から期待しまくっています。

そして私は、まだまだ日本は安泰や・・・そう心底安心し、

その風景の中に『希望』というものを見出した次第です。

世の中には・・・

どうでもいい、不必要(無意味)な情報(=人間)

間違っている(不利益)情報

人を騙し、自分に利益を誘導するための情報

気(気分)が悪くなる粗悪な情報

が結構蔓延っています。従って、

正しい&必要な情報(人間)を取捨選択する能力が求められています。

そんな愚かな情報(人間)に振り回され、

日本や世界が失望・絶望に向かっているのではないのか?

そう思う瞬間(とき)もあります。

しかしながら、『真理(真に正しい人)、“美”』というものは、

こんな感じで足元や身近な、目に見え手で掴めるところにあり、

テレビやパソコンのモニターの中には殆ど無い・・・

誰かが意図的に創り上げた幻想という、部分が多いように感じます。

だから私は、テレビとかネットの情報はうのみにしません。

うのみにするのは左上に書かれている『時間』だけです(笑)。

テレビの天気予報ですら、私にとってはあくまで「参考」であり、

自分自身の目で空を観察し、『天の気』を読み、今後の天気を予測します。

だから基本的にテレビは見ないか、何かをしながら「ついで」に見ています。

また、真理というものは、

誰かが創り、それを提供される、うのみにするものではなく、

自分で感じ、磨き上げ、創造し続けてゆくものであります。

大人である私たち(=自分)が、そのような言動をすれば、

子供(=他者)もそうなってゆく訳です。

大人が希望を持てば、子供も希望を持って輝いて生きてゆけるのです。

「子は親(大人)を映す鏡」

肝に銘じたいと思います。