図は、散水機前の近藤・神戸外大名誉教授(経営学専門)とウリジさん。
このタイヤが、200mの半円を描く。機械は米国Zimmertec社製で、現地に合弁企業をつくっている。この農園の経営者は、緑田園と銘打った中国の大手アグリ企業で、土地使用権を持つ牧民を雇用する。
阿旗のGBA実験地の周辺が、たった3年で、こうした企業による牧草の育培基地となり、これが当地の畜産基地化のばねとなっている。
ウリジ氏は、この飼料方式と羊の新品質を、地元の牧民による合作社と有限企業・蒙和との共同経営方式で導入を試みている。