グローバルジェンダーギャップ指数 世界男女格差指数2014/世界経済フォーラム

世界の政界や経済界のリーダーが集まる「ダボス会議」を主催するスイスの研究機関「世界経済フォーラム」は、経済、教育、政治、健康の4つの分野のデータを基に世界各国の男女の格差について毎年、調査していて、28日、ことしの調査結果を発表しました。
それによりますと、対象となった142か国のうち、男女格差が最も少ないとされたのは、6年連続でアイスランドで、2位がフィンランド、3位がノルウェーと、北欧諸国が上位を占めました。
一方、日本は、前の年より順位を1つ上げたものの、104位にとどまりました。
管理職への登用の面で格差が依然大きいことや、国会議員や企業経営者に女性の割合が低いことなどが主な要因となっています。

男女間の格差が小さいとされた国の順位は、次のとおりです。
1位がアイスランド、2位がフィンランド、3位がノルウェー、4位がスウェーデン、5位がデンマーク、6位がニカラグア、7位がルワンダ、8位がアイルランド、9位がフィリピン、10位がベルギー。
また、ドイツが12位、アメリカが20位、イギリスが26位、ロシアが75位、中国が87位、韓国が117位で、格差が最も大きいとされたのは9年連続でイエメンでした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015746011000.html