今日は朝から新人戦の3日目の試合を行う為に、またまたアスパ五色グランドのほうへ今中代表、新美コーチと自分の3人で帯同していきました!

今日は午後の試合は会場当番にも当たっていたので、なかなかグランド提供も出来ないうちはこうした担当の時に、きちんと仕事をする事でクラブ連盟に貢献をしていきたいと思います。なので、その仕事をおろそかにしないように会場の運営や試合結果の用紙のチェック、FAX送信などやるべき事は全部しっかりとやるようにしました!

その担当の仕事もあったし、みんなのアップには帯同出来ませんでしたが、キーパーは新美コーチが担当してくれていたし全体は少しだけでしたが、色々個別に調子を聞いたり、イメージの話をしたりして試合のための準備は整いました。

今日は新人戦の3日目で、相手はバンディオンセ神戸さんでした。

これまでも何度か試合はした事がありますが、大会ぐらいしか試合をする機会があまりなかったのでお互いにチームのデータもない状況での試合となりました。

特にうちは相手がどうこうとかも関係なかったし、自分達のやろうとする事ややりたい事を貫いていきたいだけです。今日も多くの保護者の方々が応援に来てくださっていたのですが、保護者の方々の思いは当然あると思うけど自分達ファルコは子供主体の『自然な形』でサッカーをさせたいと考えています。大人が介入し過ぎて子供が考えなくても良くなったり、正しいと信じ込んでしまう事は子供の将来にとっては大きなマイナスとなります。一時の改善っぽい事をしたとしても、それが子供の中に一生残る事はありませんが、自らの意思や考えで動いて獲得したものは良くも悪くも忘れないものです。そういうたくさんの経験を自分でする事で、『こういう場合は何をしたら良いか?』などが分かってくるのです。

目の前の試合を勝っても、負けても人生が大きく変わることはありませんが、自分の力で獲得した経験や自信はその後の人生を左右するぐらい大きなものになる事もあります。

そんな事を考えながら自分達でやる事を経験させている事を、試合しか見れない保護者の方々も多いでしょうが、理解をしてほしいと思います。試合だけ、得点だけ、一つのプレーだけ、という見方ではなく、どういう考え方や流れがあって、そういう選択肢になったのか?とか探れば奥は深いものですし、それを大人の目線や考え方だけで評価する事だけはないようにしてほしいと思います。

誰だって試合をすれば勝ちたいし良いプレーをしたいと思っているのですから・・・。出来た事も、出来なかった事も自分の責任である事が本来あるべき姿だと思います!指導者が変えたとか、そんなものも変わった本人がきっかけはそこだったと勝手に思っているだけの話であって、変わろうと行動した自分の力が結局は全てなのです。自ら獲得するという事の大切さをどんどん学んでほしいと思います!

試合のほうは、序盤はちょっと相手の圧力に押されているような感じがあり、受け身な立ち上がりでした。それによって危ないシーンも少しあったのですが、バタついていたのも前がどんどんとプレッシャーを掛けまくってくれた事もあって、直接チャンスに繋がったりしていく中で全体の落ち着きも出てきました。落ち着いてやれるようになると、一気にチャンスも増えてきたし、シュートで終われるようにもなってきました!

前半のバタバタしてしまっていた流れから、守備とキーパーの連携と判断が一瞬止まってしまった隙に決められて先制されました。

でも、下を向いている様子もなかったし、少しだけ気になった部分はハーフタイムに伝えておくだけにしました。失点した後すぐに、永遠くんの突破から最後は宗一朗くんが綺麗に合わせて同点に追いつくと流れが出てきました!

同点で迎えた後半はどんどんとサイドから崩していくような形、3人目の動きや追い越す動きも出てきた事で、相手を下げさせる事が出来たし、後ろの守備のメンバーが前向きに奪うインターセプトを何度もしてくれた事で、前の選手も思い切って攻撃が出来ていました!その流れやチャンスが多かった事で、永遠くんと宗一朗くんの二人が水を得た魚のように躍動し、広いスペースと4人の相手を二人で何度も切り裂き、永遠くんがゴールを決めると、宗一朗くんも見事なミドルシュート、さらにフリーキックを永遠くんがうまく合わせて、終わってみれば4−1の快勝となりました!

ただ、選手は0−1で惜しかったし、今回は4−1で快勝だったから、とか関係なく先週も良かった内容がさらに良くなった事で出た必然的な結果だと思っています。

その後はオープン戦も組めたので、試合に出ていなかった選手も全員が試合をする事が出来ました!!

相手はまたバンディオンセさんでしたがみんな前向きにやれていたし、今日は選抜されてきた3人の1年生も伸び伸びとプレーしながら長所も出せていました。ちょっとずつですが、試合という形の中で『普段』を出せるようになってきました。考えずに、そのまま出た、ではなく普段やってきたものが『普段のように』出せるようになってきています。例えば体の向きや提示など、かなり良くなっているのが分かったし、それが全員に浸透しつつあるという事。

最低限のものであっても、全員が理解するという事はうちが成長していく為に一番大切な部分だと思っています。成果は各自に見えたし、良い表情もたくさんあった。ただし!!厳しい事も当然必要ですが、改善しないければいけない点は山ほどあります。甘えている場合ではないという事。良くなったからと言って安心してほしくないし、させるつもりもありません。

まだまだ兵庫県の中でも下のほうのチームですが、だからこそ謙虚にがんばり続けられるすばらしいチームを作っていきたいと思います!明日は一次予選最終日になりますが、また全員が自分の力と仲間の力を信じてがんばりましょう!!