今日はナイター練習でしたが、月に一回のベゼルさんの指導練習会の日でした!!
自分は火曜日の練習は会議で行けていなかったので今週は最初の活動となったのですが、サッカーノートの返事もしながら色々と思う事もあったので今日はしっかりとそういう面を観させてもらいました!
今回はベゼルさんのほうからはいつも来てくださっている金地トレーナーさんと末永トレーナーさんではなく、うちには初めて来てくださった『大小田(おおこだ)トレーナー』さんでした。大小田さんはオリンピック選手も育てられたトレーナーという事もあって、ものすごく知識もある人だと金地さんも一押しの人でしたし、少し話をしているだけでもすごさは分かりました。そんな自分もすごい人には興味がたくさんあるし、『どうして選手としてではなくトレーナーさんになりたかったのか?』というのはものすごく興味がありました。誰でもがんばっている時には選手として結果を残したいと考えると思うのですが、まだ20代の大小田さんがどうしてそんなトレーナーという専門的な仕事を考えたのか?という事が気になりました。すると、聞いた結果分かったのは、自分が怪我をした時にお世話になったトレーナーさんに感銘を受けたようですし、やっぱりその時に自分が落ち込むだけとか、逃げる選択ではなく前向きに怪我と向き合ったからこういう道が開けたんだろうし、結果的にこうなる為に怪我をしたんだというぐらいの考え方をされていました。やっぱり『すごい人』って何かが出来たり達成したからではなく、『何かを具体的にしているからすごい』のです。外から観る人はすごい人を観て努力もせずに羨ましがったりするだけの人が多いけど、やっぱりすごい人というのは、それだけ大変な思いや経験をされているという事です。
だから、当然のようにみんなも本当の良い選手になる為にはそれだけの経験をしないとやっぱりなれないって事も分かってほしいと思うと同時に、こういうすごい人と出会える経験も大切にしてほしいと思いました。
そんなすごい人に毎月教わっている環境って本当に恵まれている。
自分達では分からない専門的な知識を持っておられる方に直接指導を受けられるんですから、子供にとってこんな有意義な事はありません。ベゼルさんは毎回貴重な言葉をくださるし、今回も『自分の思っている通りに体が動くのが良い選手』という事をおっしゃっていました。確かにその通りだし、自分も選手にずっと言っている『具体的に動く』というものと通じるものがあるのですが、やっぱり『自分で思っているだけではダメ』という事です。動いた『つもり』ではなく、結果が残る所までやるしかないのです。最後の龍成くんが見本にされた肩まで上げる動作にしても、自分では分からない事がたくさんあるから周りをうまく使うのが必要です。そんな周りからのありがたいサポートを受けている今、みんなはそれだけのものをお返ししているのだろうか???
先週末のミーティングでも『魅力あるチームとは?』という事を再確認し、ノートにも『これからやっていきます!』みたいな決意を書いているにも関わらず、今日のトレーニングの様子をずっと観ていても『自分に楽になるようにする』子が多すぎる。都合の良い時、良い事だけをやって、苦手だったり、出来ない事はすぐに諦めるという事が半分以上の選手にあった。それだけで、もう指導してもらっている事に対して『失礼』ではないだろうか???
世の中には、『ルール』というものが存在し、そのルールがベースとなっていくのですが、それと同じく大切なのが『マナー』です。人がいるのが社会であり、その社会でこれから生きていく為には、人に気を配る、遣う、支えてもらうという経験をたくさんするはずです。そんな『人を大切にする』なんて言葉もミーティングで出てきていたにも関わらず、今日は一生懸命指導をしてくださっているベゼルさんに対して『適当(少なくとも全力ではない)』態度でやっている子がいた事はどう考えてもおかしい。
みんなはこうやって『言葉と行動がズレている』から進歩がないのです。当然なのです!言葉ではいくらでもカッコ良い事は言えます!『当たり前を当たり前にする』という言葉もミーティングで出していますが、みんなの当たり前って何ですか???
挨拶は適当、ノートは出さない、ノートの字は汚い、荒い、漢字は使わない、トレーニングは適当。
これがみんなの当たり前ですか????
ベゼルさんはプロですから、コーチがここで言わなくても黙ってみているだけでみんなの手抜き具合いも一発で見抜いているでしょう!!
それでも注意をしたりせずに指導を続けられているのは『手を抜いても誰の為にもなりませんよ』というメッセージだと思う。やるのも、やらないのも自分が決めるという事。良い選手になりたいと思うなら大事な事だからやりなさいよ!って事だと思う。実際、ハッキリ言うが、適当にやっている子ほど怪我が多い。手抜きをする人間はその程度だって事だ。それもベゼルさんはよく分かっておられるからわざわざ注意もしないと思う。それでも、きっと不快な部分はあるはずです!教えてくださいと言っているのは我々なのだから・・・。そんなベゼルさんへのお返しはみんなが成果を出す事以外ない訳で、その成果を出す為のトレーニングで手を抜いてどこで成果が出るって言うの??って事です。もったいない時間だけが過ぎ、ベゼルさんに対しても失礼で、そんな時はやっぱりトレーニング前にボールが散乱し、トレーニングの邪魔にもなった。
人・物・時間を大切にする
彼等が話し合って『これが必要だ』と思った言葉です。コーチもそう思うし、すごく大切だと思う!だからこそ、『これ、誰が決めたの??』って言いたい。今日は、この中の一つとして大事にはしていなかった。そんな日々を過ごして目標に向かっていると言えるの?何度も言うが、毎回を大事に出来ない人間に大きな事なんて何一つ出来やしない。大会、試合、テスト、受験・・・・本番だけいいカッコしてやろうとする気持ちが成長を止める。
今日という日の、一回のトレーニングの、一回のプレーにこだわれない人間に成長なんてありえない。自分の気の向いた日だけ、時だけアクションをしようなんて虫の良い話は通用しない。自分に対しての甘さや弱さしかない今日のみんなを観て『成長への伸びしろがたっぷりやな〜〜〜〜!!』と思う。上を向けばどこまでも行けるが、今で良いと思った時点で全てが終わる。
ファルコはこんなもんじゃない。みんなの力もこんなものではない。
自分、自分達で決めた事ぐらいやっていこう!!『当たり前を当たり前にやる』でしょ?
責任持ちましょう!!
今日も素晴らしい言葉や体験をさせてくださったベゼルさんには感謝です♪♪♪