今日はナイター練習がありました!!
日中は冬らしい天気であまり晴れる事もなかったのでグランドの乾きも悪く、外で出来るかどうか?が微妙な所でしたが・・・みんなは外で思い切ってサッカーをしたいだろうし、今日は是非外でやりたいと思っていました。それでも天気や自然には勝てない訳で、室内用のメニューも用意をしていました。何が起きても大丈夫なように・・・昨日のコーチミーティングでも議論をしている中で大きなテーマになったのが『自分が出したい現象が起きなかった時、もしくは全く違ったものが出た時の対応力』が指導者として大切であり、難しさでもあるという話が出ました。要するに、ここでも同じで自分があらゆる事が起きた時にも対応していくようにしないといけないって事を現場でやれる機会がある事がありがたいし、今年も成長していける為の時間に感謝したいと思います!
寒さは当然ありましたが、新美コーチと二人で元気にみんなと練習をがんばりました!
今日のテーマは年末から少し取り組んでいた『個々の責任』という所に重点を置きました。まだまだ各自が自分自身に甘く、今日でも練習の合間に選手と話をしながら思ったのですが、『自分の中ではやっているつもり』という答えが本当に多いし、だからこちらが観る『甘さ』を選手のほうは実感していないという現状でした。でも、目の前の相手にやられるという結果はどう考えても『何かが足りない』という事であり、その中で『がんばったつもり』を出してしまってはそこで終わりだと思います。良かったプレーに満足しても終わりですが、出来ていないのに『やってるつもり』で片付けてしまうのも終わりです。それは指導者に置き換えてもやっぱり同じで、『自分なりに指導をがんばったつもり』と言っても目の前の子供に伝わらなければやっぱり意味がないので、自分も、選手も『つもり』をなくせる一年にしてほしいと思います!
まずはアップはグループでのパス交換+ファーストDFの決定、アプローチ、奪える距離を確認する為のメニューでした。
テーマを持ってやっている以上『失敗の仕方』が大事になってくるのですが、まだまだ失敗に臆病な選手が多く『やられないけどチャレンジしない』子のほうが圧倒的に多い。これは言い換えれば『出来る事しかしていない』という事です。
コーチだって現場で指導の仕方、声掛けの方法やタイミングにチャレンジを必ず入れてます。言い過ぎる事も、与え過ぎる事も起こるけど自分自身に『なりたい指導者像』というものがあって、そこへ向けての努力を毎日したいのです。せっかく目の前に素敵な選手達がいるんだから、自分がその選手と一緒に成長する機会がある事を無駄にはしたくはありません。だからこそ、そんな仲間が揃っている今、この場所で、一回の練習で、もっともっとチャレンジや工夫をするべきです。ノートや言葉だけの熱い決意ではなく、ピッチの中で行動で、プレーで示せる『男』になってほしいと思う。
多くを語るとか、言い訳ならいくらでも出来ます。人のせいにだって、環境のせいにだって出来ます。もちろんみんなを100%満たしてやれる優秀な指導者ではない事も言い訳の一つには出来ると思います。だけど、それは自分がサッカーをする事、うまくなる事には関係のない事です。自分がうまくなりたければ自分で努力をするべきだし、やらないといけないのです。みんなが、各自が努力してこそチームという全体が動くと思います!
次は3対3でより実戦に近い形でやりました。
ここでも、『ファーストDFの決定』が遅いし、簡単に人に任せる選手がまだまだいます。その事を『甘え』と思っていないし、それがその子の『弱さ』です。勝負を分ける場面の多くは、その弱さを出してしまった時、反対に言うと強さを出せた時に勝てるのです。そういった心の面の強さも選手には必要です。いつでもチャンスを冷静に見つける目、ピンチを見つける目、スペースを見つける目、仲間の様子を観れる目など心が冷静でないと出来ない事へも練習の中で取り組むべきです。目の前をこなす事だけに一生懸命になるのが正直『1年生』です。それは仕方がないと最近思います。手抜きをしないのは最低限ってなってくると、どうしても目の前をがんばろうとする。それは間違ってはいないけど、『こなす』事にはあまり価値はありません。自分のものにするという事の大切さは2年生ぐらいになってこないとなかなか余裕を持てないものかもしれませんね。。。
そこはある程度の理解と割り切りが必要だと思うようになってきたし、だからと言って『諦める』のとはまた違うので、割り切った考えを持ちながらも、促す事は絶対にやめないようにしていきたいと思います!
負けて良い勝負なんて一つもありませんからね!勝つ事が目的ではなくても、『勝つ為に最大限の努力をする』事は当然の義務だと思っていますから。
そこから6対6の変則な形とフリーのゲームをしました!
火曜日の練習を見ていて、体が軽そうなイメージがあった事もあり今日はより局面への勝負にはこだわってもらいました。もっと言えば『自分でチャンスを広げる』事の努力です。奪うという事はそういう事です!奪うイメージが湧かない子はそれだけ、守備に対して手抜きをしてきたからです。人に言われて、コーチに言われてボールを追いかけるだけしかしてこなかったからです。自分の意思を持たずにサッカーをしてきた『ツケ』は必ず出てくるものです。そこへきちんと向き合う事、認める事、そして前へ進む事をやっていく事が大事です!
1年生も目の色が少しだけ変わってきました。本当に悔しがっている子、喜んでいる子、強い気持ちでプレー出来ている子、確かに増えてきました。何度も言いますが、全員本当に良くなっています。悪くなっているとか、止まっている子なんて一人もいません。ですが、『満足』をしたら終わりですし、2年生はまだ2年生と言ってるけど半年後には『引退』を懸けて大勝負をしているのです。そこまでの日々を負けてヘラヘラ笑っている場合ではないのです。本気に、真剣に、一回の練習での一回の勝負に、もっともっとこだわりを持ってほしい。強い気持ちでメニューを作り上げてほしい!それが出来る学年です。
練習の中の1点にもっと喜びを出せるぐらいにがんばろう!そうすれば、やられたほうは悔しがるはずです。そんな雰囲気もきっと必要です!都合の良い所だけ『練習やしかまへんわ』ではなく、本気でこだわってやっていきましょう!!
本気が一番楽しいのです。
本気が一番心に残ります。
一生の中で本気で何かに向き合える時間ほど幸せなものはありません。
がんばろう!!みんな!!
がんばろう!!俺!!(笑)