今日は八千代スクールがありました!

年明け最初の八千代スクールとなったのですが、元気いっぱいの5年生が参加をしてくれました!この5年生メンバーは継続して参加をしてくれている事で、当たり前ですがそれだけ『ベース(基本)』がとてもしっかりとしてきました。もちろんこの場所だけではなく、八千代少年サッカークラブさん、トレセン活動なども経てそうなっているのですがやっぱり自分の意識だけで変化は起きるし、この一年間を見ただけでもかなり上がってきているのを実感出来ます。最初はボールを丁寧に扱うという事が何度言ってもなかなか出来なかったですし、その時期(3,4年生)ぐらいの時って自分のやりたい事しかしない、すぐに飽きるという傾向が強い時でもあって出来ないものはなかなか伸びないという事があります。ところが、そのメンバーも5年生になって一気にあれこれやるようになり、やった分だけ成果として返ってきているのを各自でもよくわかっていると思います。それぐらい伸び率があるし、みんなが本当にがんばってきた成果だと思います!

何事も続けないといけないし、一発で何かが変わるようなものなら、一発で崩れるって事です。確かなもの、確実なものを身につけたい、つけさせたいと思うのならばやっぱり『長い目で見守る覚悟』を大人がまず出来ないといけませんね。

スクールはまずラダーからやりましたが、このステップだけでも本当に良くなっています!誰も手抜きをしたりしないし、やるべき事をやるし、チャレンジもしっかりと出来ている。みんなは自覚はないだろうけど、細かいステップを真剣にやっている事の成果は確実にプレーに出てきているのです。この成果はなかなか自分では実感出来ないのですが、明らかに細かいステップがプレー中に出来ているし、今までは大股の一歩で出していた足が2歩出るようになり、当然細かい足が出るほうがどの方向へもいきなり変えられるというサッカーに向いている動きが出来るので、この変化は大事だし、だからこそラダーはいつも取り入れるようにしています!

ラダーの次はレベル9キャッチをしましたが、この3学期はついに『レベル10』を加えました。これは本当にレベル6キャッチからスタートをした、最終の形なのですが『ボールとの距離感・落下地点を知る』事が目的のこの種目の究極の形とも言えます。3学期の間にクリア出来るかどうか?は分かりませんが、もしかしたら出来る子が出てくるかもしれませんね!!子供の可能性は無限大ですから!!

次はリフティングを色々やりました!!

この3学期はスクールのまとめみたいな部分もあって、一年間やってきた事を融合させるようなイメージです。『目的ある行動』『どうすればもっと良くなるか?』『チャレンジする事』『協力する事』などがスクールで肝となっている部分です。それをボールを介して人とやる事がリフティングの中に入ってきます!設定をうまく整えればいちいち説明しなくても、子供の中で工夫をするって事が良い指導者の形ですのでがんばりたいと思います!

まずはコーンをジグザグする今までの形をやりましたが、ここでも高い確率でクリア出来るようになってきているし、みんなが技術も上がって余裕が持てるようになってきているのがわかります

次はフリーの測定をしましたが、ここでもしっかりと自分の目標を持ちながらやれているし、調子が多少悪くても『最低限』の質が高まってきているのは間違いありません!!

自分自身で納得している子、不満で終わってしまっている子もいますが『それも全部含めて自分である』と受け止められる自分になれば、きっと全ての成長が早くなるんだろうな〜って思いますね!そうなるように働きかけをしていきたいと思います(押し付けにならないように。。。)

次はマーカーをリフティングしながら拾うというものをやりました!これはリフティングが面白くなってきているこのメンバーは楽しみながらやれるようになっています!リフティングをしている最中にマーカーを拾ってまたボールも拾うという事ですから、非常に難易度が高いのですが、普通のリフティングが3桁(100回以上)になってくると、取れるようになってきます。今日は門脇 由起くんが3枚を取り、西村 太佑くん、渡辺 光樹くん、八重 謙太郎くんは2枚を取れました!

その後は二人組でのリフティングをしました!

パスをしたら一回で一人が触れる回数はフリー、ダイレクトはダメというルールでやってもらったのですがここでも面白いもので、このメンバーは『助け合う』という感覚がものすごく鋭くて、回数的には一番少ないのは眞鍋 優也くんなのですがここを二人でやる際に『見下す』と文句や不満が出るし、失敗を許せないように思ったり言ったりするのですが、全然そんなかけらもなく『俺が悪い〜〜〜!』みたいな感じでみんなが自分の足りなさを認めるから、ミスが多かった優也くん側も『みんなの為にやるぞ!』という気迫みたいなものが出てきて一人のやっている時には『足が痛い、足が痛い』とず〜〜〜っと言ってましたが(笑)、二人になると相手に迷惑を掛けたくないという思いから一切足の痛みは言いませんでした!そういう『仲間が引き出す力』ってやっぱりすごいと感じたし、子供の中の素晴らしい才能の一つだと思いました。大人のほうがすぐに他人に対して『色眼鏡』で見てしまう事が多いので、本当にこういう姿勢を見ると自分が恥ずかしくなります・・・。

こんながんばり、助け合い、伸ばし合いが見られる現場で指導をしていると楽しいに決まっています!これからもそんなみんなの良さが引き出せるようにがんばっていきたいと思います!