皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

お正月もあけ、光の色も変わってきたような気がします。ムニュは、自身が漢方治療を受けているのもあり、中国の古くからの思想、「陰陽説」に興味があります。
この世界は、いろんな現象、物質などが、「陰と陽」で表されるというものです。
月が陰なら太陽は陽、夜が陰なら昼が陽、冬が陰なら夏が陽など、この世界から宇宙に至るまで、陰と陽の関係が続いているというものです。

興味深いのが、陰と陽が全く分かれているのではなく、それぞれの中にそれぞれの要素があり、また、一方が大きくなりすぎるともう一方があらわれるということです。

これをもとに病を考えると、うつ(陰)の中に静かな安らぎがあったり、躁(陽)の中にいやおうもない寂しさが混在する感覚が腑に落ちる気がします。

また、陰と陽は、互いに助け合う関係でもあるそうです。日照りが続くと雨が降り、実を結んで出来た種を春の暖かさが芽吹かせたりします。

ムニュは、この世界で、ある意味極端な「陰と陽」の要素が強い精神疾患であることが、どちらであっても日々の生活やお医者さんや友達からの助言で助けられたり、たとえ逆にマイナスの経験を積み重ねたとしても、必ず相反する要素が知らないうちに相互に働きかけ、また穏やかな営みに戻してくれるような気がします。

いいときも悪い時も、優劣が無い気がします。
 ムニュ