今日は朝からまた杉原谷小学校の体育授業がありました!
生憎の雨模様の天気となり、残念ながら室内での活動となったのですが昨年耐震工事を終えた事もあって綺麗な体育館でやる事になりました!天気は残念だったのですが今日はまた2年生と4年生という事で新しい出会いだったので元気に、楽しくがんばろうと思いました!
2時間目が2年生。4時間目が4年生という事で変則の2時間だったので、間の3時間目は授業参観をさせてもらうようにして、また一日たくさんの子供との時間を過ごさせてもらいました。先生方にも、今日は授業前に『自分の授業の狙い・目的』を用紙にして、最後にはアンケートを書いてもらうようにしています。このアンケートで先生方の思いや考え方を素直に書いてもらって自分の成長に繋げていきたいと思います!
まずは2年生とでした♪まだまだかわいいみんなでしたが、コーチとの初対面の時間だったのでちょっと緊張気味でしたが最初の語りかけ、表情を大事にしていると子供はすぐに溶け込んでくれるのが経験上分かってきたので、そこをうまくやれた事もありすぐにみんなの元気にはしゃぐ姿が見れました♪
最近は授業をしながら目の前の子供達の様子を見て、雰囲気を感じ、クラスの問題があればそれを感じながら『このメニューをやる』みたいに決められるようになりました。自分も体育授業をたくさんやらせてもらっているおかげで随分見えるものが増えてきました!これまではやっぱり決めたメニューをこなす事に精一杯でしたが、今ではどんな事が起きてもみんなの表情を見れる余裕が出てきたし、それによって言葉掛けも変わり、雰囲気作りも出来るようになってきました!自分が楽しめるから目の前の子供もやっぱり楽しめるんだろうし、そのお互いの空気感が観ている先生方にも伝わってくれたようで、今日で1年生〜4年生まで全部やりましたが全部の先生方がその雰囲気を評価してくださいました。この事は本当にうれしい事だし子供を主役に考えるというやり方を一人でも多くの先生方、または大人に理解をしてほしいと思います!
2時間目の授業を終えると業間休みの時に、昨日授業をさせてもらった3年生の担任の先生から少し相談なども受けて話をさせてもらいました!自分にとっても『誰かに伝える』事で改めて確認をする事も出来るし、対話の良さってそこにあると思います。どちらかが一方的になるのではなく、お互いの意見を言い合えるような関係性はものすごく重要です。今日は3年生の担任の先生の現場での悩みも聞かせてもらう事で、自分もそう考えてしまっている時期があった事、同じ悩みを経験してきた事を確認しました。誰かとそういった話をしない限り、そういう思い出すとか気付く機会って意外とないので、良い時間となりました!そしてその先生が『今日からちょっと子供を誉めてみます!』とおっしゃっていたので、3時間の授業参観はその先生のクラスに行って見学しました。
先生がしっかりと意識されて授業されているのが分かったし、やっぱり先生の言葉で誉めてもらった子供は大きな自信を得ていたし、それがまた良いが発表などに繋がると先生もうれしい・・・という『良いサイクル』が完成していました♪この逆で、先生が怒り、注意し、それを受ける子供は落ち込んでしまうと結局お互いが面白くないので、こうやってお互いが笑顔でいられるほうが全てがうまくいくと思います!!
大人が変われば目の前の子供も変わる
という印象的な言葉を自分も知っているのですが、本当にその通りです!大抵の大人は自分は変えずに子供だけに変わってほしいと期待をするので子供はなかなか変化をしないものです。やっぱり『上からでも下からでもなく、一緒に』成長していくという考え方が必要なんですね!自分はどこの学校へ行っても『クラブチームのコーチ』とか『中学生のコーチ』みたいな『肩書き』は一切出さないし、みんなにとっては『ただのゆおコーチ』なんです。だからこそ自分も構える事なく『ゆおコーチです!』と言うだけです。先生の多くは『先生という肩書き』にこだわり過ぎて生徒と対等に話せない人がどうしても多いようですし、悩みを話してくださった先生の悩みの中にもそれがありました。
『どうしてコーチはあんなに子供と真っ直ぐに話が出来るのか?』という質問にも、『生徒を一人の人間として観ているからです』という答えになります。生徒とは先生の下にあるものではなく、一人の人間であると思う事、その『尊重性』があれば誰とでも本来繋がれるはずなんですよね!肩書きに自分自身が振り回されていた過去を思い出すと恥ずかしいぐらいだし、それに気付いた今は、こうして子供とも先生とも、何の隔たりもなく対話出来る事が本当に幸せです!!
今日はまた4年生の教室で給食を一緒に食べさせてもらい、そのまま昼休みは一緒にトランプ遊びをし、教室掃除をしてきました!
給食の時間もたくさんみんなと会話していると、本当に面白いし『型にはまらない』みんなの純粋な言葉は勉強になる事がたくさんあります。そんな経験をしていると、この子供達が楽しめる要素は何なのか?何が一番学びに大事なのか?などが見えてきます。日々成長出来る事に心から感謝をしたいです。職員室でも、最初はただのコーチとして孤立していましたが、今では多くの先生方があれこれ声を掛けてくださるし、色々質問までしてくださいます。質問に答える事で自分の立ち位置をさらに確認出来るし、先生方の日頃の苦労なども知る事で敬意を持つ事が出来ます。相手がどんな人であれ、自分に出来ない事が出来る人ばかりなので、敬意を持ち続けたい。
ファルコのメンバーも『人と時間、物を大切にする』という事を目指してがんばってくれているんだから、自分もその『一員』でありたい。コーチだから、指導者だからしなくて良い、ではなく『だからこそ』率先して自分も学びを持って日々を大切にしていきたい!成長出来る時間が常にある事。自分自身の受け止め方で状況は変えられる事。小学校体育からそんな多くの事を学ばせてくれます!この環境に感謝をして、後3週間続く体育を精一杯がんばって少しでも恩返ししていきたいと思います!!