十数年振りでしょうか、映画鑑賞してきました
しかも「おひとりさま」でゆったり・まったりとして
1時間半ほどを過ごしました
題名は「繕い裁つ人」で撮影場所は兵庫県内の
一度は行ったことがある、または知っている所でした
主人公の市江さんの仕立て屋としてのこだわりが
あるのですが、それは先代の祖母の呪縛のような
気もしました
これがほんとに呪縛なら解けるのはいつなのか
めっちゃ心配しました〜
![](/img/u1237/FI3978612_0E.png)
好きな洋裁なら自分のオリジナリティーを含めた
服作りをすれば自分というものをもっともっと
見出せたのではないかな〜んちゃって
夜会というものは本当にあるのか、それとも
ないのかわからないけど、先代が仕立てた服を
着て大人の時間を過ごす一夜の場面
そのために、ちょい横が成長しすぎた人は
仕立て直して参加する
そこにはその服の縫い代がいかに多く取ってあるかに
かかってきます
37年ほど前、仕立て屋の叔父が結婚祝いにと
連れ合いに黒のダブルのスーツを作ってくれました
![](/img/u1237/FI3978612_1E.png)
そのスーツはその後、横へ横へと成長した連れ合いの
体に合わせて仕立て直されていきました
今ではそれもできなくなり、タンスの中で眠ったまま…
もう着ることもないでしょうねぇ〜
さてさて市江さんの思いもさることながら
映画で観る風景はとってもきれいでした
神戸は好きで大阪よりもよく行きます
実際に自分の目でみているのとは違った所のように
見える撮影場所にさっすが〜、これが映画なんや〜と
思い知らされたような気がしました
![](/img/u1237/FI3978612_2E.jpg)
映画って何年か経つとテレビで放映されますよね
だから遅れてもエエわと観に行くことをしませんでした
でもやっぱ、大きなスクリーンで観るのはステキ!
これから先、あまり映画を好まない連れ合いと
行くことがあるでしょうかね???
できたら、やはり「おひとりさま」で観に行こう!!
私たちはボランティアグループですが
布絵本・布遊具の布の裁ち方・縫い方は
プロと同じで思いで仕上げています
だから、納得いくまでやり直しをします
![](/img/u1237/FI3978612_3E.png)
縫い目は揃っているか、布端や糸の始末は
表に出ないようにキチンとしているかなど
作った絵本や遊具は子ども達がどんな遊び方を
するのかわかりません
めっちゃくちゃにされたら、糸も解けるだろうし
布も破けるかもしれません
それらに耐えうるような作り方をするのも
仕事のひとつです
作る過程であれやこれやともめる事はあるけれど
できた時はそんなこと忘れてる〜
みんな、子ども達が喜んで遊んでくれる作品作りの
プロなんやなぁ〜!!
![](/img/u1237/FI3978612_4E.png)