*脳はバカ 腸はかしこい 腸を鍛えたら脳がよくなった その1

藤田紘一郎 より

総務省統計局の「家計調査年報」によると
2009年の1世帯当たりの家計消費支出額のうち
食料支出額は世帯収入の減少による
節約志向やデフレによる物価の下落を反映してか
前年度比2,2%減の78万2693円になっています

一方、菓子類(アイスクリーム、シャーベットを除く)
の消費支出額は前年度比0,9%増の6万1694円となり
家計支出に占める割合は7,9%と増加傾向にありました

つまり世帯収入が減ってもお菓子は
しっかり消費されているということなのです
よって前述の女性と同じく、ストレスをお菓子を食べることで
解消している人たちが多くいる可能性があります

また米国では肥満する1番の原因は
ポテトチップスであるという報告もあります
確かにイライラしている時や、疲れたときに
ポテトチップスや甘いものを食べると安心します

脳内の快楽物質であるドーパミンが
一気に放出されるのでしょう
しかし、このような方法では
本当のストレス解消にはなりません

ドーパミンは強い依存性がありポテトチップスや
チョコレートを食べることが習慣となり
繰り返し食べ続けることによって、
血糖値の上昇下降が激しく起こり、
その結果またイライラしてしまうという悪循環に陥るのです。
そればかりではありません。
後で述べるようにポテトチップスなどは
身体に悪いトランス脂肪酸が含まれているのです