ご近所の梅の木が満開になりました(^0^)☆

紀州などの梅の産地や

大阪城のような観光地として有名な

梅林もいいかと思います。

だけど個人的に私は、

一本だけでそびえ立つの梅の方が好きです。

その中でも近所の踏切側に生えている梅の木が好きです。

花は白色で、その純白さ(美)からかもし出される

「はかなさ」がとても好きで、

人生というもののはかなさ

(わびさび、諸行無常)を感じることが出来ます。

一方、「若くて細い」というのも好きな理由の一つです。

この梅の木は元々、

ある訳あり素材を作っていた工場だった場所で、

こんな過去のある、痩せた土地で生きていて、

とてもか弱いです。

それもまた、その梅の運命を通して、

人生の厳しさや悲しさを感じられます。

そしてこの梅の木は、私が知る限り、

毎年最初(大寒〜立春)に花を咲かせる種類の梅です。

過去数回このブログにも書かせて頂きましたが、

一見、か弱いこの梅の木なのですが、

実はとても強い木で、

極寒の時期に最初に『春の訪れ』を

教えてくれる花木であります。

みんなでワイワイと暖かい時期に

同じように咲かせる梅林の中の一本のような人生よりも、

私は一人、自分らしく…か弱く細くとも、

強くて美しい人生を、自分自身の手で

創造してゆきたいと思っています。

(やっぱり私って、行者タイプの人間デス・笑♪)

・・・あと、

我々日本人の先人たちのが遺した言葉の中に

「松竹梅」というものがありますが、

この3つの植物に共通するのは

『雪景色(冬)に合う』というものだと感じます。

『松』のように寒さや雪に負けずに常に青々&堂々と、

『竹』のように常に強くてしなやかに、生命力が凄く・・・

そして『梅』のように寒い時期に春を告げる

強さと美しさを持てるような日本人でありたいと思います。

…まだまだ(いや、これからますます)

日本や世界は混迷する『冬の時代』であります。

この時代をいかに耐えて、耐え抜き、

そしてこの時代から何を得て、

そして何を捨てるかによって、

一生ドツボの冬の時代で終わるか、

それとも明日に春の時代を招くことが出来るか…

変わって来るようです。

この日本においては経済(物質・産業)革命&時期は終末を迎え、

既に起こり始めているのは『精神(心の)革命』であります。

それは物質的な豊かさを求める時代から、

心の豊かさを求める時代への転換期に起こる革命

(時代の流れ・節目)であります。

この時代は全ての物事・事象はこの『心の豊かさ』を

得るために遂行しなければ、真の成功はしてゆかないようです。

またこの革命は、国家や誰か(スーパースター)が起こすという

『トップダウン式』の革命ではなく、

我々それぞれが自らの自覚&覚悟と修業(実践)、

それらから得られる『覚醒』によってもたらされる革命です。

それが何故かと言いますと、

精神革命を通して得られる真の成功(幸せ)の形は

人それぞれ違うからであります。

そのおのおのの『革命魂』がだんだんと集結して来ますと、

他者や時代をも動かし、

地域・国家・世界へと普く及ぼしてゆくという、

『ボトムアップ式』の革命が、精神革命なんだと思います。

従って、この精神革命を成し遂げる人間は、

心の充足のない・我欲中心主義者ではないということです。

口先だけの革命論者はこの娑婆の世界において腐る程存在し、

偽物が蔓延っていて、それに決し騙されてはいけません。

そんな輩に賛同協力しますと、

自身の人生も一緒に全てが破滅して逝きます。

ということで、我が国においては、

「誰かに何かして貰い、自分がよくなってゆく時代」

「モノカネさえあれば必ず幸せ」

という時代は終わったかと思われます。

まずはそのことを自覚することから始め、

我々日本人は今の自分が出来る範囲で自立・自律すべきです。

決して何かや誰かのせいにしない・・・

(※我々の健全な生活を蝕む、

政治や公共性の高い組織の腐敗は、

既に精神革命を成し遂げ覚醒した

一部の素晴らしい日本人たちがこれから

ジャンジャンやって下さいます。

今は旧思考の欲深き“輩”たちと

『綱引き状態』拮抗しているので、

政治は混迷を深めているようです)

・・・人生は自ら招いた『因果応報』だと肚をくくり、

責任転嫁することなく己自身を磨く修業に集中し、

自力本願(自己努力)しておりますと、

来るべき時に他力本願(あらゆる他者の応援、神風)が齎され、

人生が一気に上昇気流に乗ってゆきます。

日本は既にそんな時代を迎えたのであり、

それが嫌だ・変わりたくないと、

我々人間が思ったとしても、

人間の力ではどうしようもない

絶対的&宇宙的な力でそうなってますので、

どうしようもありません。

「昔はよかった」と時代に抗ったり執着するのではなく、

潔ぎよく我(わがまま)を捨て、美しく素敵に、そして素直に、

次の時代の波に乗って生きるのが、

人生全てを幸せに生き切る『絶対的法則』のようです。

この時代の波(流れ)の変化は、

今後も益々スピードアップしてゆくようです。

ですので、時代の流れ・潮目を常に正しく“読む”目を

益々研ぎ澄ませる必要があります(特に経営者)。

…そして先述の梅の木のように、か弱くとも強い、

はかなくとも美しい…

相反する陰陽要素を、同時に併せ持つことが、

真の強さでありしなやかさ…

変化の時代を生き抜く上で非常に大切なことかと思われます。

『白』という色(光)は、全ての色を併せ持つ色で、

また何色にも完璧に染まることが出来、

また更に意識さえあれば何色にも染まらず、

白色(ニュートラル)のままでいることが出来ます。

そんな自由自在でニュートラル…

全ての要素を兼ね揃えたオールマイティな人間を、

私は目指していきたいと、

そんな梅の木を眺めながら、日々感じています。