近年、抱っこひもなどから子供が転落する事故が発生しています。
2009年以降117件の事故が把握されていて、そのうち入院を要する重傷事例は27件ありました。
事故を防ぐために重要なのが、抱っこひもを正しく着けること。肩ベルトのひもをしっかり引き、すき間ができないようにしましょう。
またおんぶのときは低い姿勢で装着するのがポイント。
抱っこひもは子供の成長などに合わせて選び、取扱説明書をよく読んで正しく使いましょう。
●転落事故を防ぐためのポイント
・おんぶや抱っこをする時、降ろす時は低い姿勢で行う
子供は思わぬ動きをすることがあります。着脱は立ったまませず、椅子に座るなど低い姿勢で行いましょう。
・ひもの緩み、留め具を必ず確認する
着ている服の厚みや使う人の体格に合わせて、ひもの緩みがないように毎回調整し ましょう。短時・間の使用であっても油断せず、留め具が留まっているか、必ず確認しましょう。
・抱っこで前かがみになる時は、手で支える
前かがみになる時は子供を手で支え、頭が下向きにならないように、膝を曲げ、腰を落とすようにしましょう。
◆抱っこひもの安全対策について
電話:03-5388-3055(東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全係)
◆抱っこひも等の安全対策/東京都生活文化局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2014/12/DATA/40ocp101.pdf
東京くらしWEB
◆ヒヤリ・ハット調査 「乳幼児の転落・転倒による危険」https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/infant_fall-141020.html
◆抱っこひも等の安全対策 報告書概要/東京都生活文化局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2014/12/DATA/40ocp100.pdf
◆「乳幼児の転落・転倒による危険」
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/documents/
hokokusho_infant_fall.pdf
◆「抱っこひもからの転落事故に気を付けて!」リーフレット(PDF:929KB)
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/
kyougikai/h26/press/documents/dakkohimoleaflet.pdf