今日は朝からアスパ五色の会場へトップリーグの試合をしに行きました!
今日はトップリーグの第4節という事ですが、主体性にこだわって練習をがんばってきた今週の中でどれだけの成果を試合という場で出せるか?というものにこだわってほしいと思っていたし、最初に話をした時も『今日という日が試合だからと言って特別なんじゃなくて毎日を大事にしようとしているみんなにとって今日も大事な一日である事には変わりない』という事を言いました。特別ではなく大事な毎日の中の一日。この感覚を忘れないでほしい。テスト前だから、試合前だから、ではなく毎日出来る事をコツコツがんばる習慣を付ける為の具体的な行動を今、みんなが向き合いながらやろうとしている。今日の試合でも、自分の出来ない事や弱さをいっぱい出して、それに対しての気付きと改善をこれからがんばっていこう!という事で試合をがんばってもらいました!
今日も到着をしてから最初はメンバーを決めるミーティングから始まり、自分達がやるべき事も自覚してからアップをやってもらいました。序盤はそれぞれの動きやプレーを意識したものをやってもらったのですが、最後は全体でのダッシュやパス&ゴーみたいな動きを取り入れたものをやっていました!
各自〜グループ、全体へ!この流れも全てにおいて繋がるものだと思います。自分に合ったものを選び、そこで一緒に活動する人への配慮や合わせていく事も大事。サッカーでも、それ以外でも通じるものがあるのです。だから、こういう行動を自分達で考えてやれるようになってきた事自体が『成長の過程』と言えるし、この過程の中でいつか『質にこだわって』やれるようになると全てが良くなると思います!やった行動ではなく、『どのようにやれたか?』が残せるようになっていくといいですね!
天気もすっかり回復して、グランドはまだ重たい感じがありましたが、天気が良い中でやれたのは子供にとっても良かったと思います!
試合は立ち上がりがここ数試合悪かった事もあって、注意をするようにという事だけは言っておきましたが・・・・やっぱり悪かったですね。。。ただ、どうしてなのか?に真剣に目を向けてほしいのです。試合をやるイメージを試合の前に作れているのか?そういった心の準備って本当に大事なのですが、序盤はいつも各自がアップアップになっていて、バタバタとします。実際に、それを解消する根本としては『技術レベルを上げて余裕を持つ』事しかないと思っています。それにいかに早く気付いてくれるのか?が大事です!本気で失敗と向き合う努力をみんなはまだやれていません。今日の前半を見ていても思ったのが『ミスにより、次のミスをしないように守りに入る選択をする』子が多く、自分を上げる努力やチャレンジをしようとしない子が出ます。当然『試合』『公式戦』などという事を思うからだと思いますが、何度も言うけど『この試合に懸ける』というのであればどれだけの努力と準備をしてきたか?で決まる訳で、ここ数日がんばったぐらいで改善されるものではありません。目の前の結果に左右されるようなブレた思いでは、各自が提示した主体性やその先のビジョンには到底届かないでしょう・・・。目先ではなく、その先の自分になる為の『逆算した努力』を今やらないといつまでたっても目の前の事に追われてしまい、自分を見失ってしまうのがオチ。今日の守備陣のメンバーに試合後にそんな話をしましたが、現状を追いかけているうちは何も残らないという事です。
試合のほうは、前半に2失点してしまったのですが前向きにアクションを続ける事でチャンスも得ていたし、前の選手の関係性も良くてうまく崩して1点奪うと1−2で折り返しました。ただ、後半に入るとそれまで我慢を繰り返してきた守備陣が疲労も蓄積されてきた中で我慢がしきれなくなり、ボールの収まる場所も前の選手のキープ力だけに頼ってしまうとどうしても難しく、押し込まれる展開が増えて2失点。それでも諦めない気持ちと強気の姿勢で再び奪ったのですが、2−4のまま敗戦となりました。
負けて気持ちが良い選手なんていないのは当たり前ですが、負けたしまった現実が現状の全てです。皆に何かが足りないのですから!でも、それは『勝利という結果』だけを見れば、の話であり、再三言うけどみんなはファルコに入る際に『トップリーグに勝利したいから』という目標で入会したのではありませんよね?サッカーをうまくなりたい、サッカーが好き、もっとしたい、そういう気持ちがあったからではありませんか?いつしか公式戦という場の空気にのまれ、『勝たないと』という思いだけになってしまいがちですが、みんなはサッカーをうまくなりたくて今を生きているならば、結果は真摯に受け止めた上でどう改善していくか?に目を向けよう!
今日試合を経験した面々は、自分達しか味わえなかった経験をした訳で、それが財産となっていく。がんばって積み上げた財産は将来の自分を大きくさせる材料となります。悔しいと思ったのならばやるしかありません。コーチだってこの結果を本当に、心から悔しいと思っています。でも、コーチがいくら強く思ってもやるのは選手なのですから、いくら悔しくても結果を冷静に受け止めた上でやり続けていくしかありません。
自分が成長していく為の貴重な時間、貴重な毎日を少しでも無駄にしないように、各自が自分に出来る事、苦手な事などをより多く感じたり、気付いたりして成長に繋げてほしいと願う。みんなの前向きな姿勢はコーチにとっても喜ばしい事だし、コーチもみんなの成長を諦めたりは絶対にしない!みんなが本当に悔しい気持ちを練習から持ってくれれば、それだけのものを求めるし、一緒に戦う覚悟は十分にあります。
その場の結果だけではなく、きちんと目的や過程にも目を向けられる人となれるように、一喜一憂しないビジョンのある人間になるようにがんばりましょう!!