今日は夕方から加美スクールがありました!今週の活動が今年度の最終となりますが特に変わる事もなく、いつものように一生懸命にやってほしいと思いました。
体調を崩して参加出来なかったメンバーもいましたが、残りの15名で元気にがんばりました!毎年この時期になってくると高学年が精神的にも成長し、余裕が出てくる事もあってスクール内の良き手本となってくれます。そんな良い高学年の影響を毎年受けて次々と良い年代が育っていくのも加美の流れとなってきているので、次年度も非常に楽しみです!
今日もスクールはステップからの開始となりました!やはり継続して行っていく事によって基本的な動作などはかなり進歩が見えます。これをやらせるという事だけに終わるともったいないのですが、ある程度はやらせていく事もトレーニングには必要になってきます。その形を伝えて中身は選手が作るイメージがきっとこれからも同じだと思います!
次はレベル10キャッチをしました!これも一年間レベル6からスタートし、レベル9になり最後はレベル10まで用意したのですが、加美スクールも5年生の山口 賢士朗くんだけが一度成功したという形で終わっていたので、今日が最後となる6年生は何とか成功させたいと練習から意気込んでいました。ですが、思っただけでうまくいくほど人生は甘くないし、こういう経験をしていきながら『一回の練習を大事にする習慣』が身につけば良いと思います!
今日は6年生の藤賀 翔大くん、寺尾 佳吾くん、松本 慶太くんの3人がレベル9をクリアして残り10に挑戦という所までがんばりましたが、惜しくも時間内に成功はなりませんでした。それでも精一杯がんばり、汗を流して取り組んだ時間は無駄にならないだろうし、今後は中学生になっても同じように最後まで諦めないような人間としてがんばってほしいと思います!
次はリフティングでマーカーを拾う種目からやりました!!
ここでは前回に藤賀 翔大くんが30枚という記録を達成したのですが、そのがんばりとか粘りは今回は衰える事なく24枚までがんばってくれました!!また5年生の山口 賢士朗くんも自己記録の10枚、これは1枚でも取れる事に大きな価値があるのですが、今日は参加していた15名中、9名が1枚は取れたという事で全体のレベルもアップしている事がよく分かります。ただ、その増えた事も選手個人がどこかでがんばったからであって、そのきっかけだけを与えています。出来ない事を何とも思わない子はいつまでも努力をしないし、努力しなければ何度やっても変化はありません。そうやって自己責任を持たせる事からスポーツは取り組まないと誰かにやらされるとか、自分の意思でやらないうちは何も意味も持たないと思います。
次はフリーの測定をしました!!
ここでもコツコツ目標を定めて努力してきた子はそれだけしっかりと回数としても表現されています!自主的に動くと、今日もそうですが『コツってありますか?』とか自分で聞いてくるものです。自分がうまくやりたいと思うのであればそれが自然な流れのはずです。ところが、出来ない事もごまかしてそのままにしている子ってやっぱりいるし、そんな事をしても何も得にはならない事を分かってほしいですね。
自分のスクールは教えてもらいに来る場所ではない、自分からしないと楽しめない事は最初の説明会でも伝えているように、自分が自分で動かなければ結局この先も楽しめる事なんてないという事は分かってほしいのです。
記録をしっかりと目指してがんばってくれた中、5年生の山口 賢士朗くんが1131回⇒1171回に、4年生の今中 雄策くんが16回⇒17回に、同じく閑念 慎平くんが15回⇒16回へと記録を更新しました!
最後は5対5でゲームを勝ち残りというルールでやりました!
この一年間の各自から、自分の意思で関わるという事にこだわってきた事もあって、その成果はあちこちに見えました。いつもなら知らんぷりしているような所も、自分なりに声を出して呼んでみたり、動いてみたり・・・。そうする事によって新たな課題というものが出てくるのです!それに常に挑戦していく事で、みんながすぐに口に出す『うまくなりたい』という事につながっていくのです。結局、うまくなるというのは『自分の思った通りに出来るようになる』という事だと思うのです。その『思った通り』の事すらイメージ出来ない子供が多く、もっと先のイメージにさえ出来ない一流の選手にばかり目が行き、派手なプレーやそういったものしか興味を持てなくなっています。そうではなく、現時点の自分としっかりと向き合って、どこまで出来て、出来ないか?何が出来て、出来ないのか?もきちんと見つける事が大切です!
また次年度も再開する子はたくさんいますが、継続しているからこそ良くなっていく部分を楽しみにしています。
一年間ありがとうございました!!