今日は中区スクールも今年度最終の活動となりました!

今年度の中区スクールは人数も少なく、どうしてもナイター練習がある日なので連続の活動は難しく、来てくれたのはナイター練習がないメンバーだったという事もあり一年間を掛けてみんながサッカーの中でも『何を?』したいのか?を問いかけてきました。習っている子がいなかったという事ももちろんありますが、それ以前に自分自身の意思をきちんと持ってほしいという事を考えていました。何をやるにしても、自分がやる以上は自分で責任を持てるようになってほしいし、6年生も二人いましたが最終の今になって技術はもちろん高くなったし、質問への答えも相当早くなりました。それは、『考える力』と『話す言葉の力』が必要だし、そういったものが身に付いてくると、自然とそのままサッカーに置き換えて『この場合どうすれば良くなると思う?』などの質問にも答えてくれるようになっていました。サッカーをやるのは、サッカー歴ではなく自分の意思の強さである事を改めて感じさせてくれた二人だったし、こういう所から自分自身もサッカーに通じる例えの仕方などを色々と学ばせてもらいました。非常に有意義だったと思うし、次年度はこの6年生が抜けると中区スクールを継続させる事も現段階では難しいのですが、また機会があればやりたいとは思っています。

今日も流れは同じですが、ステップをしてレベル9キャッチをして、リフティングをして、ゲームをしていきました。子供達の様子を見ながら、モチベーションを下げないようにやっていく事を考えました。意欲的に、自主的に取り組めるように、どのようにしていくか?を自分に問いながらメニューの中身を作っていきました。

ステップは継続してやってきた事もあって、非常に良くなったのですが一番最初から言い続けていた『3つの約束(ルール)』が忘れてしまっている子がいたりしました。どんなものでも積み上げていく過程で、何かを忘れてしまっては積み上げたようで、積み上がっていないのでゆっくりでも良いから覚えたものを忘れないでほしい。でも、それが出来るようになるには方法はただ一つ!!!

自分で獲得する

しかないと思います。どんな簡単な事であっても、自分の頭で考えて自分の頭と体で理解をする事で忘れる事はありません。でも、『言われた事だけを覚える』からすぐに忘れてしまうのです。家でも、学校でも、注意をされた事はすぐに忘れるはずです。でも、自分で本当に『しまった〜』というような経験をさせて話をすればきっと子供は忘れません。そういう関わりは今後も大切にしていこうと思っているし、こだわりたい部分でもあります!

レベル9キャッチでも、各自の狙ったボールや強さなどが自分の意思で調節出来るようになってきていました!!思うように操れる、という所まではなかなか到達出来ませんでしたが、狙った成功が確実に増えた事はよく分かりました!

こうなってくるとリフティングでも同じなのですが、自分の思った通りにボールを扱えるようになってきていたので回数も必然的に上がってきました。6年生の吉田 悠成くんは今年度の初回は19回で最終的には80回まで上がり、古谷 優斗くんは8回→28回になりました。4年生の吉田 壮希くんは5回→12回に、3年生の高田 駿くんは2回→8回となりました。回数がどうこうではありませんが、間違いなく取り組む姿勢や雰囲気は良くなったし、何かをがんばる事はどんな場面にも繋がっていくと思います!

二人組のリフティングでも、相手の事まで思いやれるようになったし、特に6年生の二人はお互いに気遣いを出来るようにまでなりました。こういうのをスクールを通して学んでほしかったし、これは教えたものではなかった事なので、気付いて改善して、お互いに良くなっていったのですから本当に価値があると思います!

そういう『気付き』の力はどこでも発揮されていたし、ゲームでも自分から関われたり自分でプレーを選択出来るようになっていました。こんな変化を楽しんで観れるようになった事がこのメンバーの成長と言えると思います!来月からは中学生になる二人には、それぞれのやりたい事もあるようですし、その時にもこんながんばった時を思い出してやってほしいと思います!

ずっとコーチは応援しています♪がんばってなりたい自分を見つけて、そのための努力をしっかりと出来る大人になってください!!