環境フォーラム2015報告

環境フォーラム2015は、「ごみ減量のすすめ」を題材として講演を行いましました。

豊中市伊丹市クリーンランドでは、平成28年4月より新焼却施設が稼働するのに伴い、豊中市伊丹市両市市民の方にさらなる可燃(燃やす)ごみの減量をお願いしております。

それを踏まえ、講師の方には家庭で簡単にできるごみの減量やリサイクルについて事例を挙げて説明していただきました。

生ごみの減量に関しては、組成データでは食べ残しの食品残渣が42%、特に手つかずの食品は28%も占めており、食品を食べきること、使い切ることが大切との説明があった。又、リサイクルのポイントとしては水切りをして水分を減らすことで重量比効果でごみ減量につながるとの説明をいただいた。
水分が多いと悪臭も発生しやすくなりますので、ぜひ、実践してみてください。

紙類のリサイクルでは、新聞紙、ダンボール、雑誌などは種類ごとに分けて出すことが必要です。なぜ分ける必要があるのかというと、ダンボールはダンボールに、新聞は新聞や週刊誌に再生されるように、種類ごとに再生用途が異なるからです。

これからも引き続き、種類ごとに分別して紙類を資源として出すようにお願いします。

そして最も重要な問題として、可燃ごみを焼却した時の焼却灰を埋立てる最終処分場(フェニックス)の残余年数が10数年と言われており、ごみの減量は緊契の課題であります。

今後も、環境に関する講演会や市民講座随時開催していきますので、ぜひ、ご参加ください。