皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

近所の桜のつぼみが、日に日に膨らむ毎日です。

精神病や、さまざまな人生の葛藤を生きていると、自分の今歩んでいる道が正しいのか、間違っているのか、どこに向かっているのかとても不安になるときがあると思います。
生きることの道筋は、目に見えるような地図はなく、どこが何の分岐点なのか後々からでも明確に分からないことが多々あると思います。
そんな不確かさの中を生きて歩んでゆくのは、とても不安で寂しく、苦しさが付きまとうと思います。
どうしても、今していること、先の道に、「正解」を時に過度に求めがちになると思います。

ですが、何かの道を歩む中で、時として人やまた自分自身の自分に対する評価は、曖昧で、やはり何が正解なのかはハッキリしないのが現実かと思います。
そんな不確実性の中で、少し自分自身を柔軟に、余裕を持たせるために、「思いのほか」を意識してみるのもよいかとも思います。
思いのほかうまくいった、思いのほかつまらなかった、思いのほか時間がかかった、思いのほかお金がかかった、、、などなど、当初の思惑より少しずれた結果を重ねることで、「絶対」こうでなくてはならないという固定観念が少しましになるような気がします。

それは「意外性」の連続で、動揺を伴い、気持ちの悪い不安を伴うかもしれませんが、自分の凝り固まった考えを現実がうまくもみほぐしてくれる頭の体操かも知れません。
今という瞬間も、どう無意識にかじ取りをしているかは定かではありません。

思いのほかどう生きられるかは、人それぞれなのかもしれません。 
 ムニュ