「四角い空」

駅のホームで
ふと空を見上げた

縦はホームの屋根と電車
横はマンション

そこにあった空は
小さな四角形だった

私は錯覚する
空は四角形だと

いや違う

空は無限大なんだと
ふと、我にかえる

日々の生活の中で
いつも忘れがちな
私の大切な、空のこと