試行錯誤の上、やっとロケットストーブ型かまどが完成しました!
3月11のブログ「石焼きイモ作り」で、里山青少年協力隊の青年たちが「かまど」を造ってくれたのですが、実際に火を入れてみると煙ばかりで不完全燃焼の「かまど」でした。
この「かまど」にヒートライザーと煙突を付けただけで「ロケットストーブ型かまど」が完成しました。
ヒートライザーはブリキ製の昔の米櫃を利用し、底に煙突を差し込む丸い穴を鏨(たがね)でコツコツたたいて開けました。そしてホームセンターで購入した煙突にするステンレス製の筒を取り付けて完成。
構造的にはかまどの焚口を狭くし奥行きが長く、一番奥にヒートライザーを設置して高さ120㎝の煙突を取り付けています。ヒートライザーで熱せられた空気が勢いよく煙突から放出されると同時に、かもどの焚口からは新鮮な空気を吸い込み、薪を燃焼させる構造です。
吸気力=煙突の高さ×熱(煙突内温度−外気温)
火を入れるとよく燃えて約100リットルと130リットルの2連のドラム缶鍋が「ボコボコ」と音を立てて沸騰しています。
ドラム缶鍋の中身は掘りたての「竹の子」100本です!