理想の場を設けること

稽古の場は、
理想化・単純化することが重要。

稽古とは、なるべく雑音を消し、原理に気づかせるように仕組むこと。

そのために型に嵌めこんでいる。
目的は、原理をわかるために、
方法として、SN比を上げている。

△◯□をわからない状態で自由に動いても、見えない。

実生活は、理想の場ではないが、原理の上で動いている。
その変化が速く細かく小さいため、△◯□が見えてこない。
見えてこないといつまでも前に進まない。

だから、稽古の場が必要。

一旦見えるようにし、分かったら、除々に速く細かく小さくしていく。

理想の場は理解することが目的のため、分かるために分けている。
実践の場は、一連の流れであり、分かれていない。

具体的には、

稽古では、
・心と技と体を分けて考える。
・関係を△と○と□に分ける。

実践では、
・心技体は無から有を産む一連の流れ。
・△○□は瞬間で判断する。

理想の場を設けているだろうか。
理想とは何か。