四角い心が丸くなる 江戸小噺 定期総会

第2回 江戸小噺笑い広げ鯛 定期総会
地域活動を複数やっている方
地域の民生委員さん、交流会委員さん
それぞれ 他の役割や習い事がある方も多い中、
29名のご出席をいただいて 
無事終了しました。
52名で スタートです。

5回連続の江戸小噺ボランティア養成講座を
一昨年と昨年に2回 計3回開催しての 今の鯛員が集まってくれました。
総会当日現在、地域ボランティアの依頼が
2年弱で 118回 あり、地域の中で 喜んでいただいていると思います。

平均年齢は ちょっと高めですが これからも 江戸から続く 楽しい言葉遊び
江戸小噺の良さと それがある事によって 心と会話が和むことを
多くの方に 伝えて、会話のきっかけや 生活の心の潤いにしていただけたらと
思います。
日常遣いする楽しさに気づくと 自分自身の中で 言葉遊びが始まって
面白い会話の広がりが 出て来ます。

あるデーサービスで、「どなたか 一席やってみませんか?」
と言いましたら
年配男性が 「僕がやりましょう。」と前に出てきました。
「では いっせき。・・・ゴホン(一咳)」
キター!
これがあるから 日本語は 楽しい!

・声に出して話すと、聞く人も楽しい気持ち。話す人も楽しい気持ちに。
人の心の薄い壁が 1枚消えて だんだん心を開いていかれます。

・素人同士で 上手いかの評価でなくて、オチが楽しい 笑いたい
 笑いだから 安心のまま 交わりがあります。

先日 大学生の授業で 40分活動紹介と
体験してもらう機会がありました。
その場にいた 先生からは

「話を伺い、短いやり取りの中で相手に伝える表現力や、
世代を超えたコミュニケーション力を磨くことに、とても役立つと感じました。
また場を温めるというのもとても印象的でした。

教師をめざす学生をはじめ、多くの学生に一度体験してもらうとよいと思います。
たとえば「小噺の体験を通じて教師に必要なスキルを磨く」といった授業など、
学生にとっても楽しいだろうな、などと考えおりました。」

そんなご感想も いただきました。
学生さんには ちょっと照れ屋さんだったり、コミュニケーションに自信がなかったり
目の前の人に はっきり声を出す体験も 最近は減っているように
感じます。

その視点では 江戸小噺は 伝え方・表現力の練習や
集中力を高めたり
人の気持ちになること
立場を変えて 話してみる体験
いつもの自分と 全く違う人間になって 言葉遣いを話す どきどき体験
が出来るので
心の幅が出来て、感性の豊かさにも つながっていくと思います。

何より
本人が 言葉にアンテナが出てきて
言葉あそびが 口から出るようになっていくのが 面白い♪

環境が 人を育てると聞きますが、
子ども達が 伸びる環境づくりや
高齢者が 安心してその場で 心がまるくなって 楽しめる環境づくり
として
江戸小噺の言葉あそび
全員が主役で楽しめる 参加型が おすすめです。 

おまけ・・・
鯛員の思いつきから、(松の木小唄)の替え歌で
江戸小噺小唄が できました〜。

(4番は・・・)
地域に 笑いを広げましょう。
小噺読んだり かるた取り、笑いころげて 心開いて
わはは 小噺 笑い広げ鯛 ♪ ♪

総会後は、来客3名も加わっての「江戸小噺を楽しむ会」
新入鯛員のねこ助さんの
三味線の出囃子 生演奏が 最幸せでした。 ありがたや〜。

誰も苦しくない 大らかな環境は、笑いから始まります。