みなさまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

早くも台風が幾つか近づき、梅雨の走りのようなお天気もちらほらです。
少し前の季節、春先から初夏にかけての花盛りの時期に、春の憂いという意味で「春愁(しゅんしゅう)」という言葉があるそうです。
確かになんとなく気分がふさぎ込んだり、風のそよぎに寂しくなって来たり、気がうまく晴れない時期かと思われます。

ムニュは今年のこの時期、「気」のようなものを巡らすとよいという情報を得、ミントティーを飲んだり、柑橘類を食べたりして頭をスッキリさせる工夫をしてみました。
思えば冬は、もうかなり昔のことのように思われますが、三か月ほど前はまだまだ寒かったわけですから、地球の動きによる変化に、心身がなかなかついてこないのも納得いく気がします。
地球の変化のほかに、人生において、年齢の変化、環境の変化、時代の変化など、常に重苦しいストレスがあると思います。そのもっとも過酷な時期、季節でいう真冬や盛夏に当たる時期から少し抜け出た時に、「春愁」のような虚脱感を伴う喪失感のようなつかみどころのない憂いがあるのかもしれません。

ムニュの発症はまさしく思春期の時期で、16年後に寛解したとなっています。その人生の変化は、闘病から社会参加への「踏ん張りどころ」の変化を意味し、途方もないやるせなさに今でも駆られます。
すぐに別の課題は次から次に来ると思います。しばし季節を見送って、備えたいと思います。
 ムニュ