大川端リバーシティ21、超高層住宅群を眺めながら、旭湯へ

有楽町線月島駅から南西側は月島、北東側は佃という住所で、佃側の先端が高層住宅が建ち並ぶリバーシティ21地区です。元は江戸時代に水戸藩が設けた造船所、明治維新後は石川島造船所となって、船舶や鋼材を造っていた場所です。東京駅の鉄骨も石川島造船所で造られたそうです。昭和14年に造船部門は豊洲の東京第一工場に移り、昭和53年には佃島工場自体も閉鎖されて、その跡地を大川端リバーシティ21として開発しました。

旭湯は、大川端リバーシティの高層住宅群のすぐ足元にあり、有楽町線月島駅からリバーシティをめざして行くとその手前にあります。背後の高層住宅群との対比がすごいです。宮造りではないけれど、若干年季の入った建物で、番台、脱衣場、浴室など、伝統的な構造です。浴槽背景にはペンキ絵もあり、富士山ではなく、帆掛舟、藁葺き民家、松の木、島と海、瀬戸内海ということでした。ちょっと、いや、かなり熱く、気持ちいいけど、あがると足は真っ赤でした。
旭湯 中央区佃2-12-12 14:30〜24:00 無休 有楽町線月島駅から5分