日本人はなぜ考えようとしないのか —福島原発事故と日本文化—

新形信和より その7

見立てに走る精神
予想される事態を直視しないことと精神の雑居的な二重構造

1945年8月9日の長崎の原爆投下のとき
三日前の広島のときと同じようにB29が飛来しました
広島に原爆を投下したB29の飛来を無線で傍受していたにもかかわらず
その事態を直視していなかったと指摘されています

広島に原子爆弾を落としたB29が今度は長崎に飛来してくるのを
無線で傍受していたのになぜ、遊撃命令も出さず
空襲警報を解除したのでしょうか

その点に関して「素粒子」欄の筆者は
「目の前の不都合な事態を直視しない」と書いていますが
なぜ、目の前の事態を直視しないのでしょうか
「危機を過小評価」して「事態の隠ぺい」を行う
福島で起きたこととそっくり同じです

<チェリーセージが咲きました>