農商工連携の難しさを改めて認識

25日(月)午後、能勢町で当法人が連携する農商工連携事業で従事する方々を対象としたワークショップを開きました。

この間、農商工連携事業に携わる方々に対し、自らの場所で育てた作物を、付加価値のある産物へ加工、販売できる新たなビジネスモデルの構築に向けて検討するワークショップを行ってきましたが、本日は、具体的なテーマとして自家産物を加工し、商品にして市場に提供する場合において、経営的に成立し、しかも持続的農業と成立するかを検討しました。

有機産物の開発、商品化がベストですが、潤沢な自己資金をもたない、ゼロから出発する場合における第6次産業化には、多くの障壁があることが改めて認識されたところです。

生産物(作物類)の魅力が継続的に生産できるか、その生産工ストはどうか、商品として市場に出す場合にかかるさまざまな工程の構築をどうするのか、そしてトータルコストはなど、多くの課題が横たわる現実に、夢と希望に対する現実的壁をどのように凌駕し、そして市場で受け入れられる製品に結び付けることができるのか、問われるワークとなりました。