小学4年生が1時間みっちり、たい肥化施設を見学されました。

本日29日(金)朝から市内の小学校4年生75人がたい肥化施設の見学に来られました。

折角の機会ですので、少し工夫をして迎えようと、3つのコーナと麦畑や作物畑の見学も加えて中身の濃い見学としました。

一つ目は、たい肥化施設のお話として、生ごみの話、燃やさないで資源として循環させることで環境に優しいこと、たい肥化するのに約4か月かかること、製造された「とよっぴー」の活用のこと、さらには製造過程を見てもらい、たい肥を実感していただきました。

二つ目は、家庭から出る生ごみをたい肥にする方法を、製造中のたい肥の状態や温度などの観察も含め、どのようにして生ごみが変化していくかのお話をしました。

三つ目は、「とよっぴー」紙芝居です。車座に囲んでいただきキャラクターの登場のもと、「とよっぴー」なっていく過程を絵解きしました。

どのコーナも、児童は熱心に見学。たい肥の温度で驚く子どもも中にはいました。

本日訪れた学校は毎年、徒歩で見学に来ていただいています。昨年は急なことで、施設の見学とどまりました。今回は子ども達にとって資源の大切さや、製造された資源が大いに活躍すること、そして自分たちの給食の食べ残しなどが再利用されていることを通じて、逆に給食を食べていただけることを願って、いくつかのコーナを組み込んだものです。

各コーナを回る際には畑なども観察していただき、麦畑では鳥が麦を食べた様子を見ていただきました。

毎年、小学校全校にたい肥化施設の見学を要望しています。なかなか難しことですが、今後も呼びかけたいと思います。