今日はナイター練習でしたが、生憎の雨模様となったので室内練習となりました!!
小学校の体育館がお借り出来たのはありがたいのですが、どうしても体の大きくなってきた中学生には狭く感じてしまう程になっているので、プレーの効率なども考えて新美コーチに無理を言って1年生をエリート塾と一緒にやってもらうようにしました。全員がプレーする機会や時間を増やしたいのもあるし、そうなると人数的に一気に中学生が40名でやるのはちょっと難しいし、何よりも効率が悪いのでそこは対応に応えてくださったエリート塾のスタッフに感謝です!!昨日の練習後には新美コーチとも1年生の今後について少し話が出来たし、今の現状の課題はより多く関わってもらっている新美コーチのほうがよく分かっていると思うので、その新美コーチから聞いた課題を元に、メニューを組みながら1年生にも問いかけしていこうと思います!
という事で今日は2,3年生と一緒に体育館でのトレーニングをがんばりました!!
今日は体育館に到着し、フロアを見た瞬間から『あ!久しぶりに観ると・・・・狭い!!』と思ってしまうぐらいでした(笑) そこで、時間があまりなかったのですが、メニューを一気に変更し、個人にテーマを向けてやるようにしました!
メニューは変えても基本的に狙いにしている部分やこだわりたい所はずっと変わっていないので、そこにこだわってもらうようにしました!!
まずはリフティングでしたが、二人組での課題も全部クリア出来るようになってきているので誰が誰と組んでも出来る所まで質にこだわってほしいのと2年生が3年生とやるような環境をもうちょっと整えていきたいな、と思います。質が上がってきている今だからこそ、それが出来ると思っているので!
そこからしばらく1対1にこだわりました。ちょっとフロアの広さ加減もあって一気に全体が出来ないので3年生だけ、2年生だけという形で分けてやりました。みんな熱い気持ちをぶつけれるようにはなってきているのですが、どうしても体育館特有の壁だったり、ネットがあったりするので思い切り行ききれない部分も見えましたが、そこは無理させても怪我に繋がるだけなので、端っこのプレーはがんばらせずに、それでもやるべき所ではしっかりとやりきるような意識を持たせました!
そこからはちょっと形式を変えた1対1をやりました。
ここでの意識すべき点は『相手の進路にまず入る』という事でした。競り合う距離にいる場合に、相手と並走するのではなく相手の前に入る事でサッカーではかなり優位にプレーを進める事が出来ます。その利点を生かす事が大事だし、身体的にも恵まれていないみんなががんばる所を間違えれば全てのプレーが『後手』になります。ですが、半歩がんばる事でそこの局面が一転する事もあるので、そんなこだわりを持ってくれれば楽しみ方も違ってくると思います!
その事も説明しながら、勝負へのこだわりを持ってもらう為にチーム戦にしていきました!今日は言葉では『ボールを隠しながら』という事を何度も何度も、何度も言いました。これは要するに相手に『絶対に』奪われないようにする事なのです。少しでも奪える可能性を残させない為に『100%勝てる状況を必然的に生み出す』事がこの狙いです。先日試合をさせていただいた、エストレラ姫路さんは各自がこの能力が抜群に高いし、だから余裕を持ってプレーが出来るのです。それを肌で感じたみんなも考え方次第では出来る事だと思うので、今はその獲得に向けてがんばってほしいと思います!良い所は盗む!!言葉はあまり良いイメージではないかもですが、盗む事も『学びの一つ』です!
浮き球での対応の際には、『ウェッジコントロール』を初めて伝えました。3年生には以前言った事があったと思うのですが(記憶は定かではありません・・・笑)、2年生には初めてだったのでせっかくだから伝えました。何も言わなければ浮いたボールを『踏んづける』選手が多いうちのチーム(笑) それでは失敗の可能性が多いのと効率が良くないので今日は一つ教えてみました。すぐには出来ないかもですが、今後の練習や試合で経験しながら自分なりに獲得してみてください!
今日はやっていきながら、体の預け方やターンの仕方が非常にうまくなってきた子が増えたし、2年生の中できっかけを掴んできている選手がとても増えていると思った。3年生は経験値が高い事で必然的に出来る事が増えているけど、2年生は今ちょっとずつ色々な事を確実に吸収している感じがします!!
最後は3人組で4分間ひたすらリレーで繋ぎ、何周出来るか?という事へ挑戦してもらいました!最初は3年生で次は2年生とグループを分けてがんばってもらいました!
しんどい事をする時は『見守る目』が多いほうが手抜き出来ないだろうし、みんなを信じていないのではなく『そのほうがより自分への厳しさが出る』からです。ついつい甘えてしまう自分を越えるには周りの力が必要なんです。その状況をうまく提供していけばチームとして本当に達成感を得られる結果になると思います。今日はそんな自分に負けない姿勢をまずは3年生グループから出してくれていたし、トップの永遠くん、宗一朗くん、忍くんの組みは4分間で21周し、2年生のトップグループは逸希くん、鶴長くん、遠藤(伸)くんの組で17周でした。これだけでも分かるようにトップ同士でも4周も差が出てしまうぐらいにやっぱり3年生の能力とがんばりは今とても充実したものになってきています。ただ、どこまでいっても終わりはないし、各自の目指す場所はもっと高い所にあると思うので、そこへの自分に負けない、甘えを許さない挑戦はこだわり続けてほしいと思います!!
みんなの練習での一本・一歩へのこだわりが大切な場面で、大きな差となってくる事だけはしっかりと理解してください。昨年の3年生が本当に悔しい負け方をして引退をしたあの日を思い出して、『今出来る全ての事をやりきる姿勢』を大切に、これからもがんばりましょう!!