今日は八千代スクールの日でした!!
欠席者もいましたが集まってくれたメンバーと今日もがんばりました!!先週ファルコの中学生で一緒になって体育館をかなり掃除したのもありましたが、今日自分はみんながそんな事にも気付くかな〜と思って見ていました。ところが、そういった細かい所に気付く所か、みんながやっている事は平気に壁にボールを当てるという行為。。。壁にボールを当てれば痛むのぐらい少し考えれば分かるという話ですが、実際それが分かっていないからやるという現実を考えても『ここから整えていかないと伸びるはずがない』と思いました。実際に何も言わずにいつも通りにスクール前のゲームをやってもらい、それを黙って見守りました。どんな様子でやっているのか?を眺めていても分かるのですが、全然楽しそうでもないし、観ているのも楽しくありませんでした。。。
終わってからみんなにも聞きましたが、誰一人『面白かった〜』ではなかったのです。当然です。面白い状況って作り出そうと思えば作れるし、自分は経験から場を楽しませるやり方が分かってきています。でも、みんなは『自分が楽しくさせよう』という気がない(回らない)からそういう雰囲気になるし、楽しくないし、うまくならないって事なんですね!
今日はそんな話をみんなにしました。
6年生が中心となっている八千代スクールですが、3年生から知っているメンバーもいるしそういう中でスクールという場に慣れてきた事で『より向上させたい』という思いまでなくなってきている感じがします。来れば何かが起きる事を勝手に期待して、自分から学ぼうとする一番大事な姿勢が欠けてきていると感じます。
それはあらゆる面から出ています。せっかく来ている中区メンバーの二人はいつも二人でしか動かないし、黒田庄から来てくれているにも関わらず6年生から誘おうとしない・・・自分の事しか考えない、見えていないから成長も遅くなる事を気づかせたいのです。うまくなっていく人間ってやっぱり状況をよく観ているのです!周りを見て、何をすべきかを考えられるのです!サッカーでも同じで、状況に応じて動く事で効果的なプレーが出来ます。少し前に八千代の6年生と一緒にゲームをした機会があった時にすごく思ったのが、みんな『自分のポジション』に囚われ過ぎて、役割を見つけるという事をしない、出来ない印象がありました。それがそのまま出てきているから、スクールの中でも『指示待ち人間』になってしまうのです。
みんなは物を大切にする、人を大切にするという事からもっとするべきです!
仲間がいて楽しめるし、相手がいて成長出来るのです。その意味を理解しないといけません。一人だけで勝手にうまくなるって事はほとんどありえません。仲間の気持ち、仲間と協力、そういった事が出来る選手が本当にうまく、強くなっていくのです!今日はその為の大事な話をしましたが、正直『入っていく段階でもない』事が分かりました。コーチも指導者として何年もやってくると、自分の話がどの程度伝わっているか?を感じる事が出来ます。もちろん言葉が難しくて伝わらないなんて事があるとしても、今日の事は言葉ではなく『自分達が本当にうまくなりたいと思っていない』段階である事が分かりました。真剣な子は話を聞く時だって真剣です!全部を自分の為だと思えるからです。でも、『俺には関係ない。俺はやっているし・・・』という考え方をする子は絶対に伸びません。これは断言出来ます。自分はみんなを『否定』しているのではなく、『こうしたほうが良い選手になれる』方法論を言ってるだけです。だから、自分には関係ないと思うのも勝手だし、やらなければそれだけ成長も止まるという事です。伸びる選手は素直な選手。きちんと聞ける選手は絶対にうまくなる。
今日はそんな事を伝えながら、みんなの中に何かの変化が生まれるか?を探っていたのですが、感性のある6年生は数名『あ!』と思える変化が微妙に見えました。『今、自分を少し変えようとしている』という行動です。そういった具体的な変化を起こせる人間はやっぱり成長していくものです!何かをしなければ変わらないし、それを期待しているだけの人間が多いのです。
6年生は今、分岐点に立っていると自分の中では思います。本当に今よりも良くなりたいのか?という所です。もちろんこのまま『このスクールという場の中だけ』では安泰でしょうが、一歩出れば通用しないはずです。そんな枠の小さな中で満足してしまうのか?どこに行っても通用する人間、選手になりたいのか?です。この意味はちょっとずつでも伝えていこうと思うし、せっかく今年度は他の地域から来てくれているという利点を生かさなければもったいないと言うか、もっと言えば『みんなが変わる為に必然的に起きた事』だと思うのです。こうした繋がりが『6年生変わる時だぞ!』と教えてくれているんだと思います。
どう受け止めるか?がみんなにかかっていると思います!
今日はみんなの中にきちんと何かを残せましたか?
スクールだからって何をしても良いのではありません。適当で良いのではありません。みんなは『うまくなりたい』といつも言います。その気持ちがあって参加しているのが『本音』であるならば、その気持ちをもっと一つ一つのプレーや行動に出してほしいのです。ハッキリ言いますが『行動が全て』と思っている自分は、みんなの『言葉』は信じていません。みんなの『行動』が全てです。うまくなりたいと思っている人間が、すぐに座り込んだり、休んだり、人のせいにしたり、集合一つも時間が掛かったりしないのです。言われないとしないって事が『みんなの本音』です。自分からやっている事が全て!!今日は八千代スクールの6年生が再出発する日だと思って今後がとても楽しみです。彼等は非常に感性の豊かなメンバーです。コーチが何を伝えようとしているのか?を頭ではなく、心が受け止めます。それを知っているからこそ、こういう話をするし伝えます。理解出来なくても感じる事が出来ます。
今後、八千代スクールが前に進むという確信を持てた一日。みんなの変化を一緒に楽しみたいと思います♪♪