今日は朝からトップリーグがあり、今中代表と一緒に帯同してきました!!
1,2年生は残って紅白戦をしてもらうという事で新美コーチにお願いをしてやってもらいました。
朝のバスの車中は今中代表と二人で淡路までず〜〜〜っとコーチ談義をしました。深い深い話を二人でしているとあっという間に着いた感じでした!!育成って何だろうか?どうするのがベストなんだろうか?って事を二人で考えながら行きました。とても奥深い話になったし、本気で子供の為に指導をしていくという事がどういう事なのか?というのはまだハッキリした答えは見つかっていません。でも、軸を『自分ではなく子供』に置く事で、間違った形にはならない事は分かっています。大人を軸に、指導者を軸に考えるから不満や行き違いなどが起きる事を分かっているので自分は自分で子供の事をしっかりと考えた指導者でありたいと思います。
理想の形はあります!でも、自分の理想にはまだまだ程遠い現状なので、今をしっかりと受け止めて少しでも近づく努力を毎日したいし、今日もその一日なのでがんばろうと思いました!!
今日は前の試合を審判にあたっていたので、しっかりと審判の役割をこなした後に自分達の試合となりました!
今日は久しぶりの公式戦という事でしたが、バスを降りてから準備までの行動にかなり緩い感じが見えたので最初はそこをしっかりと切り替えよう!という事を伝えました。
審判をしていたのでアップには帯同出来なかったのですが良い準備は出来たと言ってくれていたので精一杯がんばろう!と試合を迎えました。試合直前は数名からは緊張感が伝わってくる感じもありましたが、全体的には良い雰囲気ではあったと思います。自分も自分に出来る事をやろうと思ったし、観るべき点は『今の自分を越える、越えようと努力しているか?』だったのでそこを楽しみに見させてもらいました!!メンバーは3年生全員で来たかったのですが、テスト休みに入っていたメンバーは来れなかったので、2年生の3名に急遽一緒に参加をしてもらいました。今日は公式戦の良い緊張感や粘り、がんばり、覇気みたいなものがしっかりと伝わった部分もたくさんあったようで良かったと思います!
試合は前半の立ち上がりは非常に良くて、守備の選手がとても『重たい守備』から入ってくれました!そこにはしっかりとした気持ちがあったからこそ、だし日頃のトレーニングでの成果もしっかりと出たんだと思います。負けないのが当たり前という基準で粘り強く対応してくれたし、インターセプトを狙う意識も強かった事で攻撃もチャンスを演出しやすい形になりました。ところが、3−4−3システムにおいてのデメリットになる部分が出てしまった前半の後のほうの時間帯は前の選手が一斉に置き去りになってしまうシーンが目立ってきました。それによって中盤が広く動きを要求される事になり、チームとしては悪いバランスになっていました。失点を先にしてしまった事で各自がやりたい事がバラバラになったのが一番の要因だったと思います。
『これ以上失点する訳にはいかない』と下がってしまった守備陣と、
『得点するしかないんだからもっと押し上げてほしい』という攻撃陣との思いのズレが出てしまった事で流れも悪く、前半2失点する嫌な流れとなりました・・・。
それでも、ハーフタイムには
『お互いにやってほしい事があって、それがうまくいかなくてもやり続けていくしかない!ミスを責めてもしょうがない』という事を話し、割り切る、切り替える事を求めました。
後半はしっかりとそこを切り替えてくれた事もあり、体も気持ちもしっかりと張ってくれた守備陣の奮闘をきっかけに攻撃陣も各自に良さが出てくるようになりました!!スペースが出てきたのは良い守備と、そこからの『勇気を持った押し上げ』をしてくれた守備陣の気持ちが大きかったのではないでしょうか?後半は、『もっとがんばって押し上げてくれ!』という前の気持ちと『みんなで後ろから押し上げろ!』という後ろの気持ちが一体化した事によって多くの時間帯を支配する事が出来ました。その中で、うちの武器になっている前の3枚『正太郎くん、永遠くん、宗一朗くん』のドリブルが冴え渡り、相手をどんどん後手にさせていきました!そんな連携『プラスアルファ』で、『大きなアクション(動き)』を繰り返ししてくれた前の功績は大きく、縦の関係から見事な崩しで正太郎くんが決めて1−2。そこからまたフリーキックから失点をしてしまったものの、前は行く姿勢を下げる事なくどんどんと仕掛け、永遠くんがドリブルで切り裂きゴール。ですが、ここも殊勲は前の3人プラス中盤の忍くん、元くん、真太郎くんの『仲間を信じて追い越す動き』もしっかりとあったからこそ生まれました。そんなみんなの思いが詰まったプレーが何度も何度も後半は出てきた事で、相手は本当に焦っていくのが分かりました。
今までにない迫力を持った攻撃が展開されたのはみんなの中で『もう一本!!』というチャンスを諦めない気持ちだった事が全てです!!折れない心で戦い抜いたみんなのがんばりにコーチはとても胸に響くものがありました。
これまでのみんなは前の個々の能力だけに頼っていた感があったけど・・・今日も相手は個人の力で打開されたと言ってくださいましたが、自分の中ではそうではなく目には映りにくい『ボールが来なくても走り続けてくれた選手の力』だと思っています。これまで出来なかった(頼っていた)みんなが、自分を越え、仲間を越える動きをしてくれた事に拍手を送りたい。結果は2−3での惜敗でしたが、悲観的には全くなりません。勝つ為にやっているのではないし、それ以上の大きな価値を、手応えを手に入れたみんなの事を分かっているからです。終わった後の様子を見れば、みんなが今日得た『めちゃくちゃ悔しい気持ちと達成感』は今後にも大きな影響となるはずです!
本当に暑い中で、最後まで諦めずに戦い抜いたみんなの姿に、素敵な引退を迎えてくれる光を感じました。一回一回をこうした気持ちでがんばり続ければきっと良い思いが出来るのです。諦めない人間にチャンスのボールは転がってくるものです!
さぁ!!勝利までもう一歩!!また顔を上げて『最高の人生へのチャレンジャー』として堂々と顔を上げてがんばっていこう!!!