6月20日(土)。

久しぶりにブログを更新させて頂きました(^^)♪

最近、畑仕事が超☆多忙でっ(笑)!

だけど、やっと落ち着きました・・・(ほっ。)。

ゴールデンウィークからおよそ一ヶ月間、

「いちご」をはじめ、「タマネギ」「ニンニク」の収穫が終わると、

いつの間にか、畑並びにその周りが草ボーボー状態で(>0<)!

しかも、「タマネギ」と「ニンニク」を植えていた畝に・・・

・青葉

・しゅんぎく

・オクラ

・モロヘイヤ

・トマト

・キュウリ

・ゴーヤ

更に、奥の開墾ブースには

・サツマイモ

以上8つのお野菜を、ちょっとずつ植えさせていただき、

この植え替え作業と、

草抜き作業で、多忙を極めておりました。。。(^^;)。

私は、自分の畝の上(作物を植えている場所)だけでなく、

畝の周りや、畑の周りも草抜き(草刈り)をすることにしています。

この私が畑をしている場所の上の道は、

ちょっとした観光地(ハイキング&ドライブコース)になっており、

八尾市の『里山保全地域』になっておりますので、

草ボーボーで管理が行き届いていないのは、

いかにもの『里山保全地域』じゃないと思いますので、

美しく手入れされた畑の風景を目指しております。

もう一つ、畑には

人間の身体と同様

「気」というものが流れている・・・

と認識しております。

草が50センチ以上の高さになると、

所謂「草ボーボー状態」となり、

畑全体の気(空気、風)の流れが、そこで滞り、

空気が淀んでしまって、その場所を中心に

蚊などの小さな虫の住処となってしまい、

それが畝の上にある作物に害虫としてついてしまったり、

雑草の種が畝に飛んで来て、

畝がマッハで草ボーボーになったり、

私が畑作業をしていたら、やぶ蚊等が襲って来たりします。

ですので、私が耕作を担当する

畝の周りにある空地にある草は

30センチ以上は伸ばさないというルールを決めました。

(このルールは、この畑を統括管理されているおじさま・

木村さんにもお話し、ご理解&賛同いただきました♪)

このような感じで、雑草を除去することにより

『里山保全地域』らしくなるばかりでなく、

気・風が畑全体に通ることにより、

作物がよく育つと見込んでおります。

ほんと、2週間くらい格闘し、

日暮れ後真っ暗になるまで頑張った日もありましたが、

私が心の中で思い浮かべていた「型」通りに

現実の畑がほぼなって、とっても充実感がありました。

その充実感を感じながら、ふっ・・・と

「あ、畑って『道場』やな」って

気づきました。

例えば、剣道をされておられる方がおられますが、

剣道の道場に毎週通うような感覚が、この畑でもあります。

自分が「こんな型でメンを取りたい」という

イメージ像が頭の中にあり、

その通りを自分が実際に出来るかどうか・・・

相手との対戦を通して、体現してゆくことに

道を極める人間としての、醍醐味があるかと思います。

畑の場合、対戦相手(共演相手)は、

作物であり、土であり、水であり、風・・・

つまり「大自然」となります。

大自然と自分が、どう競争&共創し、

一つの「畑」という作品づくりを通して、

どう自分自身の精神を練磨し続けて行くのか?

そんなことを感じています。

あ。「華道」にも近いですね。

大自然は常に動いて流れており、不易流行であります。

やっとキレイにしても、

また放置しておけば、いづれまた草ボーボーになり、

作物は枯れたりしてしまいます。

自分が真心から求めれば、

常に自分磨き・鍛錬の場が用意されているのも、

この畑道(はたけどう)の醍醐味なんだと思います。

剣道で試合に勝った!という喜びを

畑で例えるならば、

それは収穫の時期なのではないでしょうか?

自分が日々、一所懸命手入れをして、

その手入れの積み重ねが、

収穫のカタチ(成果)となって現れて来るのであります。

で、収穫が終われば

また次の作物を上、また新たなる修行の始まりです。

・・・というような境地を、日々畑で感じておりますので、

畑の入り口で軽く一礼、出る時にも一礼をして帰ります。

また、作物を植えた時を中心に、

二礼二拍手一礼という神道形式の式を取ったりします。

ほんと、畑も

完璧な「型」がなき宇宙、そのものであり、

終わりなき、探求し続けるべし『道(どう)』であります。

ここまで思い至れば、

今この人生でやっていること、

全てが自分を更に磨き高める・深める為の

『道』なんだということに気づいた次第です(%笑う女%)(%王冠%)