政府の男女共同参画会議(議長・菅義偉官房長官)は22日、女性の活躍を推進するための重点事項を決定し、男女共同参画社会基本法に基づく意見として全閣僚に来年度予算案に反映させるよう求めた。女性参画の拡大策として、選挙で候補者の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」導入の検討を政党に働きかけることを明記した。
今回の意見は、政策・方針決定過程への女性の参画を広げる方策や将来に向けた人材の育成と環境の整備について具体的な取り組みを要求した。同会議が予算編成に関して、全閣僚に同法に基づく意見を述べるのは2001年の設置以来初めて。
http://mainichi.jp/select/news/20150623k0000m040100000c.html
◆女共同参画・女性活躍の推進に向けた重点取組事項について(案)/男女共同参画会議
http://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/pdf/ka45.pdf