Weフォーラムin水俣 水俣から福島へ”希望”をつなぐ

20150706
Weフォーラムin水俣
水俣から福島へ”希望”をつなぐ

2015年8月9日(日)
水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」

全体会10:00〜13:30
 参加費:1000円 
 高校生まで無料、水俣と福島の方、学生、経済的事情のある方500円
 
第1部10:00〜杉本肇さんのお話し
第2部11:00〜パネルディスカッション
 ゲスト:杉本肇さん
 (漁師・やうちブラザース、水俣病資料館語り部)
 日塔マキさん(女子の暮らしの研究所代表)
 水俣で活躍する若者
 12:30〜休憩・昼食
 13:00〜13:30 やうちブラザーズ パフォーマンス

杉本肇さんは、その症状のみならず地域社会からの過酷な差別と迫害に苦しむ中で水俣病を「のさり」(授かりもの)と受け止めた水俣病患者・故杉本栄子さんの長男。一度は離れた水俣に戻り家族でイリコ漁を営み、コミックバンド「やうちブラザーズ」の活動を通して人々に笑いと元気を届け、福島第一原発事故後は「もっと早く水俣で起きたことを発信し注目してもらえていれば、原発事故は起きなかったかもしれない」との思いで、水俣と福島をつなぐ活動に取り組まれています。

福島の「女子の暮らしの研究所」の日塔マキさんは、水俣を訪ね、福島がいま直面していることが、昔水俣が背負わされた状況と同様であることにはじめて気づきショックを受けます。しかしその一方で、水俣では「がんばってね」と言われるのではなく、「一緒にがんばろうね」と言って貰えるのが嬉しく、また、苦しく悲しい思いをしたからこそ、それをプラスに転化しようとする試みが生まれていることに勇気づけられ、水俣に学びたいと願っています。

水俣と福島、それぞれ理不尽な災害に遭う中で地域の再生を願い試行錯誤する人たちの思いと経験を語り合う中から、ゆるやかにつながり支え合っていくヒントを探していきたいと思います。

分科会(会場・受付14:00〜)
 参加費:1000円 
 高校生まで無料、水俣と福島の方、学生、経済的事情のある方500円

①谷由布ちゃんの水俣病講義〜支援者二世代が語る水俣病と水俣の今
 話題提供者:谷由布さん(「ほたるの家」スタッフ、介護ヘルパー)

②「地元学」から考える〜水俣と福島をつなぐもの
 話題提供者:天野浩さん(天の製茶園、水俣市環境マイスター)
 会場:もやい館 定員:40名

③認知症予防ゲーム「スリーA増田方式」ワークショップ
 会場:「もやい館」音楽室 定員:40名
 ☆☆☆☆☆どの分科会も素晴らしいのですが、初体験の方は
 こちらへどうぞ!!

交流会もありますよ〜〜

熊本近辺の方に、どうぞお知らせください!
昨年は、福島県の郡山で開催されましたので、多くの方のサポートがありました!
今年は、まだ何方も手をあげて下さっていません。一人淋しく会場に居るのかと考えると、不安でいっぱいです!

参加ご希望の方は、当日でも構いませんが、前もって参加くださることが分かれば、勇気百倍! お待ち申し上げます。
(NPO法人認知症予防ネット 福井恵子)