地域で居場所を開いていると様々な課題、問題に直面します。
個人的なことであったり、社会の問題であったり、制度や法律のことであったりと一人一人が抱える問題はほんとうに多岐にわたります。
すぐには解決できなくても必要な情報を届け、関係機関に繋いでいきながらともに考えています。
そんな中、心家の空いている時間を使って子どもたちのために出来ることはないかと考えました。
一年ほど前から子どもの貧困の問題がクローズアップされてきましたが、私たちは居場所の運営を通して経済的な理由だけではなく親(またはそれに代わる人)が精神的に安定できないために子どもも不安定になることがあると感じています。
時々一緒にご飯を食べておしゃべりする「そんな家があってもいいよね」とスタッフで考え「こども食堂」を開くことにしました。
8月は変則ですが9月以降 第2土曜日の夕ご飯です。
継続的な活動にしていくために是非ご協力をお願いします。
ご飯を作ってもいいよ、話し相手・遊び相手になれるよ、洗い物なら、また食材のカンパも助かります。
(%赤点%)パンフレットを下の記事とPDFとに掲載していますので是非ご覧ください。(%赤点%)
みなさまへ
私たちは地域の居場所「心家」を運営する任意団体「心」です。
平成22年11月、川西市栄町に小さな家を借りて心家を開所しました。
誰でもちょっと寄って行ける場所、なんとなく懐かしい昔のお茶の間のような空間の中で多くの方がのんびりとした時間を過ごしておられます。
また川西市からの助成を受け障害のある方が地域の中で孤立することなく暮らせるようにともに考え悩みながら時間を共有しています。
そしてこの度活動の中で心家の空いている時間を使って地域に貢献できることが他にもないかと考え「こども食堂」を計画しました。
背景にあるのは先日内閣府が発表した「子供の貧困率・6人に1人」という調査結果です。そんな中、各地で子どもの貧困に取り組む活動が広がりつつあります。子どもの貧困は見ようとしないと見えない、という意見もあります。私たちに出来ることは限られていますが見なかったこと、知らなかったことにはできないと思いました。
また居場所の運営の中から見えてきた問題として、ご自身が精神的に安定していない中での子育ての困難さ、子どもの側からすれば理由はよくわからないまま親の状態によって日常生活に問題がある、ということがあります。
特別なことは何もしません。ただ一緒にご飯を食べることが活動の目的です。
活動の趣旨にご理解、ご協力くださる事を願います。
<参考資料>
全国的な取り組みが始まっています。
下記の資料の提供先を是非ご覧ください。
生まれ育った環境によって子どもの将来が左右されることがあってはならないとして、子どもの貧困を減らすための対策を、国や地方自治体に実施するよう義務づけている。
子どもの貧困対策法が成立 NHKニュースこどもの日 より
子ども食堂は経済的に厳しい子どもたちを地域住民で支える取り組みの一つ。
食材は複数の個人や団体などからの寄付や国の助成金で賄っており、
地域の主婦がボランティアで調理を行っています。ただ、子ども食堂は貧困家庭の子ども達だけでなく、様々な人たちが集まり受け入れており、地域の誰もが利用出来る場であることで存在感を増している様に感じました。 * 要町あさやけ子ども食堂HPより
*NPO法人豊島子どもwakuwakuネットワーク
“食”から子どもを支えよう!−各地で広がる「子ども食堂」という試み
*大阪 温かい夕食を一緒に 羽曳野で子ども支援活動
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*こども食堂から学ぶ〜地域のあったかな居場所づくり〜…高槻市
心 団体概要
平成18年 グループ「心」立ち上げ
平成20年 社協ふれあいプラザで居場所開始
平成22年 11月 川西市栄町に「心家」開所
平成22・23・24年度川西市コミュニティースペース事業助成
平成23・24年度 社協ひだまり基金助成
平成25・26・27年度 川西市障害者福祉における自発的市民活動助成
川西市社会福祉協議会登録ボランティアグループ
桜小地区福祉ネットワーク会議参加