今日は昼間の練習を終えてから午後は神戸の六甲アイランドにある神戸レディースフットボールセンターのほうへコーチの勉強に参加をしました。
自分は今、指導者ライセンスとしてB級というものを持っています。ライセンスには上からS級、A級、B級、C級、D級という風に分かれています。当然上になる程厳しい目を要求されてくるのですが、その目が勝手に生まれる訳ではなく、現場で指導をこなしながらこういう場で勉強していく事で養われていくものだと思います。今回のこのコーチングアカデミーというのは、『コーチの学校』みたいなものでコーチを育てる場所みたいな形です。インストラクターに様々な角度からの指導方法を教わり、また受講生同士で司会をやったり、議事録をまとめたり、もちろん指導をしたり、指摘をしたり・・・という形で単純に指導をするだけではない方法で指導者というものを育てる趣旨でやっておられます。
自分も将来的にはA級を取得したいと考えていて、B級からはサッカー協会からの推薦をされないと受ける事も出来ません。2年前には兵庫県サッカー協会の仕事を手伝った関係もあって推薦をもらえたけど、A級を受けるにはそれだけの指導力も必要になってくるので、今の自分ではまだまだ足りないから今回はこのアカデミーの要項が出てからすぐに申し込みをして参加を決めました。
子供にもっと考えろ、学べ、みたいな事を言う以上は自分がその姿勢でまず示していかないといけないと思うのでこれから半年間しっかりと勉強をしていきます(月に一回ペースであります)
今日は芦屋大学のサッカー部の選手に協力をしてもらっての実践でした。
5名の予定だったのですが、当日キャンセルがあって自分を入れて3名での受講となりました!!この日までにもちろん準備期間があり、まずは申し込みと同時に、自分が指導をやるテーマを決めます。自分はポゼッションと守備の厚みという事で申し込みをして、今回はその中の守備の厚みを実践する事になりました。そのメニューを考えて、実際にそれをファルコの練習でやりこんでから、自分の中で気付いた部分などを加えて今回の参加に備えました。やっぱり机上でいくら考えても、実際の選手が起こす現象と向き合っていかないといけないし、それが一番難しいのです。しかも、普段は中学生を観ている自分がいきなり大学生を観るのですから当然違いが出てきます。それもふまえての指導になってくるので、何が起こるか分からないし、どんどん積極的にやってみて指摘を受けながら考えていこうと思っていました!!
時間は一人15分間の指導実践になります!!
自分は3番目だったので前の二人がやっている時に、大学生のレベルとかを観るようにして、その上でコートの広さなども調節していこうと考えていました。その為に他の指導者がやっている時も自分の頭の中のシュミレーションのほうが多くなっていたので、評価をする事はほとんど出来ませんでした。ですが、一回目だったし、自分はまず自分のやろうとする事への挑戦をしたいと思っていました。
大学生は中学生に比べてやっぱりフィジカルが強いので、自分としては守備をやる際に、そこを活かして『厳しく当たる』事をやってもらおうと思っていました!!一人目の方がやっておられた時に、ちょっと雰囲気的にはダラダラした感じになっていたので、余計に『そこはやられたらダメだよ!』って所を強調しながらやっていく流れを頭の中で作りながら準備をしていました!
自分は3番目で前の二人の評価されているインストラクターの方々のコメントなどを聞いていると、自分がやる前に本当に細かく言われたりしていたので、ハッキリ言ってどのようにやっても言われるんだと分かったし、腹をくくろうと思いました(笑) そうしないと、そのコメントみたいに自分もやろうと振り回されると自分がやろうとした事が全く出せないままになると思ったからです!
今日は自分も受講生であり、いわば『指導される選手の立場』だから思い切ってやるだけだと思いました。子供にとっての手本という意味でも失敗もする指導者じゃないと、子供も失敗を怖がってしまうと思う。実際に、昼間にある選手との対話で失敗を怖がっている事を知ったし、それは自分が失敗をしても大丈夫なんだ!!って事を経験から伝える事で伝わると思うので、身をもって示していきたいです。未熟な指導者である事は自分で分かっているからこそ、失敗をする事は恥ずかしいとも思っていないし、自分で獲得するチャンスだと思っているから前向きにやろうと思います!!
すごく、良い刺激を受けながら自分の順番をワクワク待っていたのですが・・・・・
なんと!!!
突然の雷!!!(泣)
中断〜中止という最悪の流れになり、自分は実践がほとんど出来ていない状態で終わってしまったのです。
残念ではありましたが、それ以上に指導者同士の情報交換や出会いもあったし、インストラクターの方々に自分の思っている疑問もいっぱい聞いてから帰ってきたので頭の中はスッキリしてきました。現場では本当にやるべき事がたくさんありますが、それは目の前の子供によっても変えなければいけないものであり、統一されたものなどほとんどないから難しく、奥深く、楽しいものだと言えます。
一番大事なのは、自分が自分に満足しない事!常にもっと上を目指し、もっと良くなる為に自分が苦労をしていけばそれが子供の為の力になっていく事も分かっているので、これからもそんな指導者になっていけるようにどんどんと外で勉強する場に足を運んでやっていこうと思います!