今日は昼間に大会を終えてから送迎で回り、そのまま八千代グランドに戻って1年生のナイター練習をやりました!!
この夏休みはこうして学年を分けて活動をする事によって学年ごとに持っている課題などと向き合って解決していく事が出来るのがとても有意義だし、もちろん疲労感はあるけれど選手と出来るだけ一人一人と多く向き合っていく事で選手の成長にも繋がっていくし、自分自身も色々な事を把握出来るのはありがたいので、この時間は大切にしていきたいと思います!
今日はサッカーの中で大切な事をしっかりと考えてもらうようにしました。攻撃の崩し方とか守備の組織というものも理解させていきたいのですが、まずはそういった原則を理解してもらうのが先決です。1年生もそこをおさえれば毎回安定したサッカーが最低限出来るようになると思うので、そこを目指してまずはやっていこうと思います!
今日は最初からしっかりとサッカーに近い形をイメージした形でやるようにしました。
ポゼッションをしながらゴールを狙っていく形はサッカーでも同じです。パス回しの為のパスをしても意味がありませんが、ゴールを狙う為により良い選択をするのはサッカーをする事において有益なので、そこの判断をしてもらうのが大切です。
今日はこのアップの形で、ゴールへ向かう姿勢についてまずは話をしました。パスを受ける事が目的になるのではなく、あくまでゴールを目指す事が目的で、その為にパスを受けるのだから当然そういう狙いを持ってプレーをする必要があります。パスの受け方、攻撃の優先順位、そういった事を何度も止めて説明しながらみんなに理解をしてもらいました。
また良い守備をさせたい裏側には、良い攻撃をする事が絶対条件になってきます。
狙いのない適当な攻撃をさせておいて、良い守備もありません。良い攻撃を仕掛けてくる相手に対して良い守備を出来るかどうか?ですから、そこは両方やっていく必要があるのです。良い攻撃を促しながら、良い守備の修正をしていく事が指導者としても大事な部分です。攻撃、守備のどちらかだけにフォーカスして結局どっちの練習をしているのか分からないという事はよく起こる事ですが、そうならないように目的の為にしっかりと頭の中を整理してやる事が今日は出来ました。
まずしっかりとゴールを目指す姿勢を持たせて、もらう位置、体の向きなどを改善してからそれに対する守備の意識や位置などを修正したいくと本当に最後のゲームまで繋がる形になったのは非常に良い成果だったと思います!
最初にポゼッションからのゴールを狙う形をやって、次は3対3にサーバーをつけてのライン突破をやりました。ここでは、守備の優先順位としてのインターセプトや粘り強い守備などをやっていきました。良い守備をすればそのまま攻撃に移れる大切さも伝えて、カットをする、流れを切る、だけではなく奪う事へのこだわりも同時に言い聞かせていきました。
段々改善をされてきたし、ゴールを狙う姿勢をしっかりと持ちながら、体の向きなども相手にとって嫌な形でやれるようになりました。その上で守備ではインターセプトやカバーなどの個の能力も発揮されてきたのは良い発見となりました。
1年生は反応が結構早く、2年生や3年生とは違ったカラーを持っています。それを1年生らしさという形で確立させていけるように大事に育てていきたいと思います!
最後は6対6のゲームをやりました。
ここでもしっかりとゴールを狙う意識や守備のインターセプトなどが随所に出てきていたのは良かったです。途中に、色々と話や説明もしたけど、みんなの反応も良くなっているのは確かです。みんながようやくですが、この夏休みぐらいで『サッカー選手』になるのが目標です。サッカー選手の定義とは、『サッカーで起きる自分への課題や問題を自分の責任で向き合って改善していく努力の出来る選手』だと思っています。みんなはまだ一つ一つの問題に対して無責任だし、他人任せな所があるけど、そういった部分をなくし、自分で責任を持てるような選手になるまでがんばってほしいと思います!うまくはいかない事も多いだろうけど、それも含めて何がうまくいかない要因なのか?まで考えて修正出来る自分になりましょう!そうすれば、きっと2年生や3年生になった頃には困らなくて済むし、反対に今そういった事をやっていないと後になる程に、困る時間が長く、改善が難しくなっていくので、今のうちにしっかりと問題や課題と向き合い、解決していける自分になるようにがんばりましょう!!