新興吟詠会様主催の「平和のための懇談と吟の交流のつどい」に吟嶺会も参加しました。急な呼びかけにも関わらず、吟界の4団体が参加。
オープニングは井上掛山さんの尺八演奏。
懇談では、流派を超え、平和を守りたいという一点で思うところ、それぞれの活動を話し合いました。辺野古の海を守る運動や政府の動き、吹田空襲、吟界で平和を訴えることの困難さなどなど・・・。
吟嶺会も、代表の真木から「吟嶺会は、創始者の河南 典男先生の指導の下、昔から花鳥風月を愛で平和を愛する会風である。この会風を大事にしていきたい」
「詩吟の会でこのような会が主催されること自体が希少なことだ。平和を大切に思う気持ちは皆同じ。吟界だけでなく、邦楽界にも広く平和を願う人がたくさんいる。この輪を広げたい」と琴の菊若先生があいさつしました。
その後、各会から代表で一吟づつ披露。吟嶺会も「春望」と菊若先生の琴「六段」を披露しました。
はじまりは小さな力で何もなしえないように思えようとも、平和の灯りをそこに灯しさえすれば、その灯りをみつけた多くの方がそこに集い、さらに大きくその灯を広げるだろう。そう感じました。