・戦争それ自体は、とりたてて特殊な動因を必要としない
名誉心に鼓舞されて戦争は起きる
現実主義者によれば、人間の本性からして
永遠の平和を求めたりしない
人間の(こればかりは根絶できない)無節操
・厳密にいうと民主制は必然的に専制になる
というのは民主制の行政権のもとでは
1人(同意しない者)がいても全員の賛同とひとしく
その結果として、全員ではない全員が決めていくことになる
・隣合った人々が平和に暮らしているのは
人間にとってじつは「自然な状態」ではない
戦争状態、つまり敵意がむき出しというのではないが
いつも敵意で脅かされているのが「自然な状態」である
だからこそ平和状態を根づかせなくてはならない
<ススキを見ると秋を感じますね>