永遠平和のために カント 池内紀・訳より その4

・民族間の関係が放置されると、人間の本性にある
 邪悪があからさまにあらわれるものである
 友好(待遇)というのは、よその国にやってきた外国人が
 ただそれだけの理由で敵意をもって扱われることはない
 という権利である

・国家は戦争に向けてよりも、高貴な平和を促進するために
 合同を求める

・離れた国同士が友好な関係を維持し
 ひいてはひろく法で結ばれ、人類がついに
 世界市民となることも可能なのだ
 戦争を起こさないための国家連合こそ
 国家の自由とも一致する唯一の法的状態である

<オミナエシは秋の七草です>