お彼岸のお供え物について

「暑さ寒さも彼岸まで」といい、これから夏の暑さが過ぎて涼しくなってきますね。
彼岸とは、春分の日と秋分の日をはさんだ前後3日の計7日間のことを指します。
この期間に仏様の供養をすることで、極楽浄土へ行くことができると考えられています。
日本で彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は、何が違うのかご存知でしょうか。
実は、「ぼたもち」と「おはぎ」は基本的に同じものです。
違うのは食べる時期だけで、呼び名の違いは彼岸のころに咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来します。
「ぼたもち」は漢字で「牡丹餅」と書き、春のお彼岸に食べるものです。
小豆の粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものです。
一方、「おはぎ」は漢字で「お萩」と書き、秋のお彼岸に食べるものです。
小豆の粒をその季節に咲く萩に見立てたものです。

食欲の秋でもありますが、食べ過ぎには注意しましょう。

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