今日はナイター練習の日でした!!

だいぶ夕方以降は涼しくなってきたし、スポーツの秋にふさわしい動きやすい気候になっています!!そんな中で今日はフルコートでのゲームをやる事で今週のやってきた事、言ってきた事の確認をしていきたいと思いました!

3年生も6名が参加してくれたので、一緒にやりながらですが3年生には次のステージに向けてさらに段階を上げた事を目指してほしいと思っています。それぞれが違う場所へ進むだろうけど、その先で各自がどう存在出来るか?がやっぱり価値になってくると思うので、ここの練習に来ました、ってお客さんになるのではなく『自分から持って帰る』ような意識へ変化させていきましょう!!コーチはみんなを応援しているし、先でがんばる姿をイメージして指導をやってきたつもりです。だからこうして同じ場所で一緒にボールを蹴れる時間も大事にしながら、これからも時間のある時はどんどん来て一緒にサッカーをやりたいですね!

今日は練習前には昨日少し課題として考えてもらってきた事でチームリーダーに『自分達の強みって何か?』をそれぞれに考えてもらっていました。それを元に自分は良さを引き出していく、意識させていくメニューや設定をしていこうと思うって事を伝えていました。そして今日その話をした際に、

『学年関係なく一つになれる事』

を強みだと考えてくれました。その答えを尊重し、自分はその形が具現化されるようなチーム作りに協力をしていきたいと思う。自分がやりたい事だけを押し付けてやらせるのは意味がないし価値がない。自分自身の成果は残っても肝心な子供の中にはやらされた記憶だけが残っていってしまう。。。それは育成とは言えないので、自分達が目指したい形を自分達で作り上げていく作業を3年間一緒にやりたいと思っています!

今日も序盤はリフティングとパス&コントロールをしていきました!!

ここは『最低限にやるべき事を整える時間』と位置づけています。サッカーをうまくさせるとかではなく『サッカーに必要なものを自分の中に身に付ける』といった感じです。ですが、こちらはここを『最低限』と思っていてもやっている子供の中には『こんな厳しい(難しい)事をしないといけない』と思っている感覚の子がいます。それは間違いなく伝わります。失敗した時に出る『本音』の部分。『絶対出来ないといけない!』って思えていない事が結局『周りには一切伝わらない甘い感覚』である事です。本人にしたら『がんばってるつもりです』と言うかも知れないけど、それは今までがんばった経験が浅過ぎるからちょっとやっただけでがんばれた気になる。そういう基準では周りには伝わらない事を今日気付いた子もいます。

隠せない本音の部分こそが周りに一番伝わる時だという事に気付いてほしいと思いますね!

1年生の中でも間違いなく意識が変化してきた子は『周りに評価されている』事です。自分の中の納得や満足ではなく、周りが認めてくれている事なのです。一人の子が一つの角度からしか見えていないのに評価しているようなものではなく、全体に伝わるものが変化してこそ『本物』だと思います。その本物の評価を手に入れつつある選手は練習全てにおいて前向きだって事です。自分が良くなる為に、うまくなりたい気持ちを遠慮せずに出す事が出来る選手は間違いなく成長していくと思います。

これは成功している選手の例であって、反対の事をすれば当然評価はされない、自己満足、うまくならない、って結果がついてくる訳です。そうなる選手の共通点は、

・言われた事しかしない(工夫がない)
・自分の考えを持たない(生み出せない)
・同じ事を何度も言われる、同じ失敗を何度もする(改善しない)
・素直じゃない(反抗、あまのじゃく)

という所です。これに一つでも当てはまれば選手としてはハッキリ言って『致命的』です。サッカーを教わる以前に、この部分が整わなければいくら指導を受けても変化しないのは当然なのです。だからこそ今は1,2年生にこの部分を真剣に考えてもらっているし、ここを整えてこそ強くなる条件やうまくなる条件ってものが見えてくるんだと思います。

ゲームの中では11人制のゲームより、最初のハーフコートでの8人制のほうが良いものがたくさん見れました。3年生の胸を借りて2年生も少しずつですが、工夫が生まれ、サッカーが出来る選手になってきました!

11人制になって大きなコートと多い人数になるとまだまだ動きが止まってしまう選手がたくさんいるけど、自分はこういう選手を『サボっている』とは捉えずに『考えれていない選手』と受け止めます。広いコートの中にはチャンスの場所やピンチの場所があちこちに転がっているし、それを見つけて拾えるかどうか?が良い選手かどうか?の証なのです。そういう事をこれからも試合の中では観察していくし、そういう部分に目が向けられる選手になれば必然的に良い選手となります。

誰かに何かを伝えるのが目的にならずに、自然と伝わっているという状況になるまで自分の努力を重ねてほしい。技術の向上にやってもやっても『やり過ぎ』なんて事はないものです。体を酷使するのではなく、頭を酷使しましょう(笑) ファルコが一番苦手で一番避けようとする部分。体が動く今だからこそ頭を使って上手に動かせる事を覚えよう!速く、長く走れば良いのではありません。意味を持って必要な時に、必要な所へ走れる自分になりましょう!!