今日はファルコはナイター練習でした!!

朝晩がかなり気温差があるこの時期は体調管理が難しい時期でもあります。気をつけていても体調を崩す事があると思うし、学校のような集団生活をしていると他人にもらう事だってあります。ですが、それも含めて『管理』ですから自分に出来る最低限の管理(汗を拭き取る、着替える、睡眠、食事、運動のバランス)をしていくように努力をしましょう!!

そんな事もあって日替わりに体調を崩していくメンバーがいたりして全員が揃いませんが、参加しているメンバーが何を獲得し、何を考え、何を変えるのか?の為に精一杯がんばろうと思っています!準備もしっかりと済ませて今日のトレーニングのシュミレーションもしっかりと頭の中で整理しながらスクールからの移動時間を過ごしていたので、しっかりと流れを作れたと思います。関わり過ぎない、入り過ぎない、ほっとき過ぎないという事を意識しながらやっていきたいと思います!

今日のメニューの流れだけ最初に簡単に説明をしました!!

来月末には新人戦が行われる事もあり、そこへ向けて1年生と2年生を同じラインから競争していきたいと思っています。新人戦が目的ではありませんが、決めた目標の時まで一度やってみる、という意味で一つの期間として考えたいと思っています。自分の頭の中ではサッカーをうまくやる上で色々な要素がもちろんメンバーには足りないと思っているのですが、でも同時にあれこれって難しい事もあるしやっている選手が前向きさを失えば何をやっても効果がなくなってしまうという事もあったりして、非常に難しいものです。今日は練習後にある業者さんが来られていて色々話もさせていただきましたが、その方は仕事柄あちこちのチームを回れているし、それぞれのカラーだったり特徴を知っておられます。そしてうちの地域にはうちの地域にしかない良さもあれば、短所もあるという事も話しました。だけどそれはどこでもある事だし、大切なのはその特徴をしっかりと理解した上で、自分が『必要なものを必要な時に与えていける指導者にならないといけない』って事です。子供に求めるのではなく、自分が生み出す力を持てるようにこれからもがんばりたいと思う。

今日は最初にリフティングをして、次にパス&コントロールをしました!!

ここでの改善に向けた雰囲気は確かな変化を見せつつあります。上辺だけの言葉ではなく、改善するべき事へのこだわりみたいなものが少しずつ出てきています。ようやく、です。この一ヶ月間ずっと練習をやる事の意味から何度も何度も話してきた中で、ちょっとずつ理解しつつあるようです。当たり前ですが、1から10までコーチがあれこれ言って改善させてしまうと選手なんていてもいなくても同じってぐらい価値がありません。自分達でやる事が増える事に意味があるのです。今日はサポートしている岩田くんにも言いました。『サポートが黙ってサポートするだけだとみんなは何も気付かないし意味がない。サポートするべき事を選手にやらせる方法を考えて!』と言いました。難しい事です。見えている事をやりたい、力を貸したくなる気持ちは間違いではありません。でも、そこで簡単に手を貸してしまうと選手が『気付くチャンスを失う』訳です。そこまで考えてうまくサポートをするってなるとサポートだって簡単ではありません。だからこそ意味があります!!せっかく来ている以上はサポートの立場だって何かを得てもらいたいですからね!

今日はパス&コントロールを少し応用させていきました!

パス&コントロールは基本的に守備のプレッシャーを受けない状態で行います。だからこそ精度やこだわりが大切なのです。そして、その基本を持ってプレッシャーが掛かる中でもやれるか?の応用が大切で、そこへの『移行の仕方』が指導者の力になってくる。イメージを持ったまま次のステップへ移らせる事が出来れば非常に良い成果が出てくると思います。

そこで自分の中の今こだわりたい部分は、
①技術の部分に気付く(うまく出来る、うまく出来ない、質へのこだわり)
②動きの質(優位に立てる位置を見つける)
③良い守備(良い攻撃に対して)

です。この3本柱を持って今はやろうとしています!パス&コントロールからの応用で4対1、3対1をやりましたが、まだまだイメージが繋がっているとは言えません。回数をやりながら細かく修正していかないといけないって思います。

ゲームでは『1対0の状況を作る』事を何度も言いましたが、良い『目』が出てきています。スペースや相手の裏を取れる『目』が出てきたのは良い成果でした。反対に、裏を取られる『原則をまだ曖昧にしている子』が多かった事がダメな部分ですし、ここはやっぱり何度も何度もやる必要がありますね。

良い攻撃を受けてこその良い守備でないと意味がありません。

指導者としてこれまでも何度も陥ったミスとしては『両方を同時にやろうとして両方曖昧なまま終わる』事でした。それが一番ダメだと思ったし、何よりも目の前の子供が両方言われて戸惑ってしまうのです。そこで頭を整理してまずは良い攻撃をさせる事を促し、その中で『守備は原則』についてしっかりと考えてもらう。原則同士がまずぶつかれば、『応用が利くほうが勝つ』訳です。それを『引き出す』のが狙いです。その為に最低限と言われる原則を攻守の両方にしっかりと植え付けてからやっていきたいと思います!

最後のメニューは初めてやりましたが、『チームの為の自分』という事を意識してほしかったのです。自分のがんばりは全てチームの勝利に直結するという事を設定で気付かせていきたいのです。なかなかうまくいかないメニューが多いのですが、今回のはなかなか狙い以上のものが見れたし、良い手応えがありました♪これからも自分自身が指導においても『原則と応用』をしっかりと使い分けてやっていきたいと思います!